犬アデノウィルス2型感染症(犬伝染性喉頭気管炎)

2016.01.19 Tuesday
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    発熱、食欲不振、くしゃみ、鼻水の他、短く乾いた咳がみられ、喉や扁桃が場合もあり、さらに肺炎を起こすこともあります。
    他のウィルスや細菌との混合、あるいは二次感染により症状が重くなり、死亡率が高くなる呼吸器疾患です。


    犬コロナウィルス感染症(いぬころなうぃるすかんせんしょう)

    2016.01.20 Wednesday
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      パルボに非常に似た伝染病であり、おもに嘔吐、下痢、脱水を起こします。
      幼若な子犬の場合、犬パルボウィルスなど他のウィルスや細菌などの二次感染を誘発し、症状が重くなる場合があります。
       


      犬伝染性肝炎(いぬでんせんせいかんえん)

      2016.01.20 Wednesday
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        【原因】
        イヌアデノウイルスの仲間の犬伝染性肝炎ウイルスが病原体(アデノウイルス・マストアデノウイルス属)。
        このウイルスは世界中に分布して,しかも環境中では比較的強く,数日から数カ月生存することができます。
        消毒にも比較的抵抗性で,アルコールや石鹸は無効ですが,アンモニ ウム塩以上の強さのものでは死滅し,さらに56Cでも死滅します。感染犬からは 便と尿の中にウイルスは排泄され,それが口や鼻から次の犬に感染します。
        症状が急激に進んで突然死するものから、症状が現われない不顕性感染まで、病気の形はさまざまです。
        単独では死亡率は10%程度ですが、混合感染が起こるとかなり高くなります。

        【症状】
        この病気は現在多くはないが,まれに激しい発症もみられます。
        感染後4-7日で発熱が始まり,元気がなくなります。
        この段階で熱が下がり,回復に向かう犬も 多いです。
        しかしながら,熱が少し下がってもそのまま元気消失が続き,肝臓や肺 が冒されてきます。
        激しいものでは肝臓全体が冒され,血液が便に出たり,皮膚 のいろいろな部位で点状出血や溢血斑(斑状出血)が起こったりします。肝臓が 冒されても軽度のものは3-5日で回復します。
        高熱と虚脱状態から急死する「突発性致死型」と、発熱や食欲不振、嘔吐、肝臓の腫大、黄疸が起こり死亡する「重症致死型」があります。
        発熱、角膜炎、鼻水などの軽い症状が2~10日間続いたのちに治癒する「軽症型」と、症状がみられない「不顕性感染型」に分かれます。

        【治療】
        ウイルスそのものに対する有効な治療法はないため、治療は二次感染の防止や肝臓の再生を促すための対症療法や補助療法が中心になります。
        二次感染防止には抗生物質の投与、肝臓の回復には強肝剤、ビタミン剤、ブドウ糖やアミノ酸などの輸液などが有効です。

        【予防】
        7種混合ワクチンの中に組み込まれているアデノウイルス2型ワクチンで予防可能です。
        アデノウイルス2型は後述のケンネルコッフの原因ウイルスですが,犬伝染性肝炎ウイルスも同じアデノウイルスなので,共通して予防可能です。

         


        犬ジステンパー

        2016.01.20 Wednesday
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          人間のはしかウイルスに似た犬のウイルスで特に3才未満の若いイヌ科動物を中心にジステンパーという致死的な病気を起こします。
          一度ウイルスに感染すると発病率は25-75%と高く、発病した場合死亡率は50-90%を越えます。
          ウイルス自体はアルコールや石鹸で死滅でき、飛沫感染で犬のクシャミや分泌物により感染します。
          移行交代がなくなった子犬に感染しやすいです。
          【症状】
          ジステンパーには若い動物を中心にみられる急性症と,それがいったん直ったかにみえたあとにみられる亜急性の発症,さらに成犬になってからみられる慢性疾患があります。

          【ジステンパー脳炎の症状】
          急性症は,感染後約2週間でみられます。
          これに先だって感染後1週間で第1回目の発熱がみられますがこの後平熱に戻るので気づかれないこともあります。
          2回目の発熱が感染後2週間位の時点でみられ,この時には鼻水や咳,結膜炎,下痢,嘔吐,脱水,衰弱がみられるようになります。
          鼻や眼からの分泌物は次第に粘稠な膿様になります。
          この段階で皮膚炎の症状を示すものもありますが,これは免疫が働きだした証拠で,そのような犬は一部回復することもあります。
          しかしながら神経症状を示すものは死亡することが多いです。
          急性症から回復した後,あるいはあまりはっきりした症状を出さずに急性期を過ぎた犬で,数週間から何カ月も経ってから神経症状を出すものがあり,これが亜急性の発症と呼ばれます。
          これは脳の中にウイルスが潜んでいたためです。
          6カ月齢より若い犬で,突然原因不明の痙攣などの神経症状がみられた場合には,ジステンパーの亜急性発症が疑われる.この時点で死亡するものも回復するものもあるが,回復しても神経に障害が残ることがあります。
          さらにジステンパーには慢性の発症も知られています。
          これは4-8歳の中年の犬にみられるもので,徐々に進行して,ときに痙攣や麻痺を示します。
          また慢性発症の別の形は「老犬脳炎」と呼ばれるもので,6歳以上でみられ,精神的に沈うつ状態になり,眼がみえなくなり,頭を壁に押し当てたり,飼い主を認識できないようになったり,性格が変化したりします。

          【予防】
          7種混合ワクチンの中に組み込まれているジステンパーウイルスワクチンで予防可能です。
          しかしながら,ワクチン接種前に感染が起こってしまうと予防は不可能です。
          特に先に感染し,その後ワクチンをうったが感染はすでに成立しており,しかも急性期はほとんど無症状で経過した場合,遅れて亜急性または慢性の症状が出るため,あたかもワクチンを接種してあるのにジステンパーに感染したようにみえるので要注意です。
          一見無駄に思えても,早くから何回もワクチンを接種することによってのみ,この状態は予防できることを覚えておく必要があります。

          【治療】
          ウイルス自体を攻撃する治療法はないため,発症した場合も,抗生物質で細菌の二次感染を抑える程度しか治療法はありません。
          しかしこのような対症療法でも,行った方が回復の助けになるといわれています。
          その他神経症状に対しても対症療法が行われ,さらに栄養や水分の補給を行って,回復のチャンスを高める努力が行われます。

           


          犬の伝染病のワクチン

          2016.01.20 Wednesday
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            JUGEMテーマ:わんこ

            犬で予防できる伝染病のワクチンは9種類と狂犬病です。
            生まれたての子犬は、ふつう母親のミルクで親譲りの免疫をもらい、離乳する頃まではこれでいろいろな病気から守られています。
            しかし、離乳するころになると親譲りの免疫は効き目が薄くなり、全くの無防備になりますから、早めに獣医師とワクチン接種の時期について相談し、確実に病気から守られるようにしたいものです。

            ・犬ジステンパー
            ・犬パルボウイルス感染症
            ・犬伝染性肝炎
            ・犬パラインフルエンザケンネルコッフ
            ・犬アデノウィルス2型感染症(犬伝染性喉頭気管炎)
            ・犬レプトスピラ感染症 コペンハーゲニー
            ・カニコーラ型
            ・へブドマディス
            ・犬コロナウィルス感染症
            ・狂犬病


            犬パルボウイルス感染症

            2016.01.20 Wednesday
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              【原因】
              病原ウイルスは1978年に最初に発見された比較的新しい犬パルボウイルスで,それまでには動物では他種のパルボウイルスとして猫汎白血球減少症ウイルスとミンク腸炎ウイルスなどが知られていたので,このような他種のウイルスが野生動物の中で突然変異を起こし,犬に激しい病気を起こすものになったと考えられています。
              このウイルスは強力なウイルスで,60℃に熱しても1時間は死滅しません。
              また,アルコール,クレゾール,逆性石鹸なども無効で,次亜塩素酸ナトリウム(ブリーチ),ホルマリンなどでようやく死滅するします。
              このため,環境中では数カ月以上生存できるとされており,人間の靴についてどこにでも運ばれる可能性があります。
              感染源は犬の糞便の中に排泄されるウイルスで,これが口や鼻から次の犬に感染します。
              ただし現在では最初に流行したときのような,犬が次から次へと感染する激しい発症はあまりみられません。
              これは,全世界にこのウイルスが広がったため,多くの犬が免疫を持つようになって,多くの犬が依然として感染するけれどもほとんどの場合は症状を示さない感染に終わり,まれに無防備な子犬が感染して発病するといった状況です。
              感染した犬全体のうち発病するのは20%以下,死亡率は1-5%以下とされています。
              しかしながら,病院に来る犬は症状が激しいため来院するのであって,そのような犬では死亡率がかなり高いのも事実です。
              また,一部の集団飼育施設で集団発生が依然としてみられています。



              【症状】
              通常は感染後2日で,元気消失,衰弱,嘔吐,下痢がみられるようになり,それから食欲が廃絶します。
              発熱はあったりなかったりです。
              通常この時期に病院を訪れ,検査により白血球の減少がわかることが多いです。
              感染後約5-7日で免疫ができるため,回復するものはその時期から快方に向います。
              すなわち,軽度発症の犬は発症後1-2日で自然回復し,中等度発症の犬は病院で補助療法を行って3-5日で回復します。
              しかしながら,下痢や嘔吐が持続するものは死亡することが多いです。
              また幼犬に多い過急性感染では,発症後1日程度で死亡するものもあります。
              8週齢未満で感染したものは心臓にウイルスが感染し,心筋炎という心臓の病気を示します。
               


              犬レプトスピラ感染症・カニコーラ型

              2016.01.20 Wednesday
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                JUGEMテーマ:わんこ

                ■犬レプトスピラ感染症

                唯一この疾患は、人畜共通感染症であり、届出伝染病の指定も受けています。
                3種類のタイプがあります。
                この3種類のタイプの疾患(コペンハーゲニー・カニコーラ型・へブドマディス)と前述の5つの疾患(犬ジステンパー ・犬パルボウイルス感染症 ・犬伝染性肝炎 ・犬パラインフルエンザケンネルコッフ ・犬アデノウィルス2型感染症(犬伝染性喉頭気管炎) )が8種混合ワクチンで予防できます。


                ■カニコーラ型

                腎炎と肝炎症状を呈することが多く、発熱・元気・食欲がなくなります。
                また、嘔吐や血便をし、腎臓が腫れて死亡する事もあります。
                汚染した下水・沼・田の水を飲んだり、犬の尿からも感染します。


                狂犬病

                2016.01.20 Wednesday
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                  JUGEMテーマ:わんこ

                  【原因】
                  狂犬病ウイルスが原因の,人間を含む温血動物の多くに感染する恐ろしい伝染病です。
                  現在わが国では,厳重な検疫体制および予防注射の実施により発生の報告はないですが,東南アジアやアメリカなどでは,野生動物などにいまだに発生があるので要注意です。
                  ウイルスは動物の体外では簡単に死滅してしまいますが,感染動物から咬まれると,神経の中に入り込み狂犬病が発症します。
                  狂犬病ウイルス(ラブドウイルス・リッサウイルス属)が原因です。
                  発病している動物の唾液中にウイルスが存在し、これがかみ傷などから感染します。
                  人を含めたすべての哺乳類に感染します。発病すると致死率100%の怖い病気です。

                  【症状】
                  初期には典型的な狂犬病の症状は出ずに,むしろ野生動物が昼間に出現して人間に近寄ってくるといった行動の変化を起こしたり,不活発になったり,あるいは飼育のペットが性格が変わり,物音に驚いたり,隠れたりします。
                  次に周囲の音や刺激に過敏となり,なんでも咬むようになると,はっきりした狂犬病の症状と考えられます。
                  また一部は意識が鈍くなるものもあります。
                  そのうちに神経症状と呼ばれる麻痺などがみられるようになります。
                  そして呼吸の麻痺のために死亡します。通常は症状がみられてから2-7日で死亡します。
                  「狂躁型」と「まひ型」に分類されます。
                  「狂躁型」は1-4週間の潜伏期の後に不安、挙動異常などの前駆期があらわれます。
                  2~4日後に凶暴性を発揮し、やがてまひ期に移行して最終的には死に至ります。
                  「まひ型」は凶暴性を示さずに前駆期からまひ期に移行し、起立不能、昏睡状態になり死亡します。

                  【予防】
                  犬を取得した日(生後90日以内の犬を取得した場合は、生後90日を経過した日)から30日以内に、その犬の所在地を管轄する市町村に登録の申請をし、鑑札の交付を受けなければならないと定められています。
                  狂犬病予防注射についても、室内犬を含む生後91日以上の犬を所有する者は、毎年1回、4月から6月までに狂犬病予防注射を受け、注射済票の交付を受けなければならないと定められています。
                  狂犬病の予防接種・ワクチンの料金は各自治体で多少異なるようです。
                  だいたいが狂犬病ワクチンの注射済票交付の登録料と合わせて3000円と少しくらいのところが多いようです。

                  日本では長らく発生していないので安全と思われがちですが、ロシアの船に同乗している犬が狂犬病を持っており、危険が示唆されています。
                  当局の場当たり的な政策のために、発生してから慌てることになると狂牛病の二の舞ですから、しっかりと予防接種を受けてください。
                  海外からの動物には検疫が義務付けられています。
                  海外で犬やほかの動物にかまれたりしないように、心がけておくことが大切です。
                  特に野生動物は、さまざまなウィルスを持っています。
                  感染しないように、むやみに接触しないようにしましょう。

                  【治療】
                  発症した動物の治療は人間への危険性から勧められていません。
                  狂犬病が疑われた場合には,関係当局へ連絡の後獣医師により安楽死が行われ,脳の検査で狂犬病であるかどうかの確定診断が行われます。

                  ★万が一、自分の飼い犬が、人をかんでしまったら
                  犬が人をかんだ場合は保健所に届け出ましょう。
                  法律により届け出る義務があります。
                  また、かんだ犬が狂犬病を持っていないかどうかの鑑定を獣医師にしてもらわなくてはなりません。

                   


                  ケンネルコッフ

                  2016.01.20 Wednesday
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                    JUGEMテーマ:わんこ

                    【原因】
                    伝染性気管気管支炎と呼ばれるこの病気は,単一の病原体によるものではなく,いくつものウイルス,細菌などが複合して病気を起こしています。
                    中でも重要なのがボルデテラと呼ばれる細菌で,それにジステンパーウイルス,アデノ1型,2型,イヌパラインフルエンザウイルスも関係しています。
                    イヌパラインフルエンザウイルスは非常に弱いウイルスで,アデノ1型は犬伝染性肝炎ウイルスと同様です。
                    しかしながら,これらのウイルスは飛沫中に含まれて空気中を飛ぶために感染力は強く,犬の呼吸器系に感染します。
                    しかしながら致死的な感染になることは少ないです。

                    【症状】
                    発作性の咳が特徴ですが,その程度や発熱の有無は様々です。
                    上記のウイルスは気管支のかなり奥の方に感染するが,細菌感染などが複合して,呼吸器系の広範囲が冒されます。
                    症状発現から通常は1週以内に免疫ができて回復します。
                    しかしその後も,気管の部分を圧迫したりするとせき込むことがよくあります。
                    コフ(せき)という病名どおり、せきが特徴です。
                    運動したり、気温が変化したり、興奮した時に発作のようにせき込んだり、喉に何かがつかえたようになります。
                    軽症であれば数日で治まりますが、ひどくなると肺炎を起こすこともあります。

                    【治療】
                    ウイルスを殺す治療法はないため,対症療法・補助療法が行われますが,細菌の関与も十分考えられているので広い範囲に効果のある抗生物質が通常使われます。
                    吸入器を使って気管支を広げる気管支拡張剤を吸入させるのも有効です。

                    【予防】
                    7種混合ワクチンの中に組み込まれているアデノウイルス2型ワクチン、およびパラインフルエンザウイルスワクチンでかなりのものが予防可能です。
                    同時に7種混合を使用すれば,ケンネルコッフの原因としても考えられている犬伝染性肝炎ウイルスとジステンパーウイルスに対する予防も可能です。
                    母犬の移行抗体が消失する時期(生後2-3カ月)にワクチン接種を行います。
                    通常は生後9週目と15週目、その後は1年に1回の追加接種が必要です。
                    ワクチンの接種前にはほかの犬に近づけないようにしてください。


                    コペンハーゲニー・へブドマディス

                    2016.01.20 Wednesday
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                      JUGEMテーマ:わんこ

                      ■コペンハーゲニー

                      急性の腎炎と肝炎を起こし、高い熱が出た後、体温が低下し、急死することがあります。
                      また、嘔吐や歯ぐきなどの出血・黄疸もみられる重症型です。
                      人ではワイル病の原因菌として恐れられています。


                      ■へブドマディス

                      レプトスピラ症<秋疫B>の原因菌により起こる病気で、犬での感染が多く確認されています。
                      腎炎と肝炎を併発することもあり死亡率も高い病気です。