脳、神経系の病気

2016.01.18 Monday
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    JUGEMテーマ:わんこ

    ヾ勅環念|Ρ

    脊髄の障害の程度よりさまざまな症状がみられますが、やがて前後肢とも麻痺を生じるようになります。
    重症例では突然の呼吸停止をおこすこともあります。

    若齢の小型犬種(ヨークシャテリア、ポメラニアン、マルチーズなど)に比較的よく認められ、環軸椎の先天的な形成不全を伴っている場合が多い。


    肝性脳症

    肝臓が何らかの疾患に陥り、解毒機構が正常に働かなくなってしまった場合、体内の毒性物質が直接脳の中枢に作用し、これに肝臓自体の異常も加わって発症します。
    症状としては、沈うつ、運動障害、歩様異常、てんかん様発作、無意識な歩行、旋回、昏睡、昏迷、盲目などが特異的にあらわれますが、その他多数の症状が加わってみられる場合が多いです。


    小脳障害

    運動機能を調節する小脳に異常がおきたために、動作がぎこちなくなったり、立つ時によろめいたり、うまく歩く事ができなくなります。
    外傷や腫瘍、ウイルス感染、あるいは栄養不足や老化による脳の萎縮、先天的要因などが原因です。


    た綟症

    圧迫される脳神経により症状が異なります。
    大脳皮質が圧迫されると、四肢の麻痺や運動障害・視力障害などが起きます。
    大脳辺縁系だと性行動に変化がみられたり、攻撃的になったりします。
    視床下部では大量に食べたり、食べなくなったりという変化があります。
    主な症状としては、嗜眠(しみん)、活動性の低下、発作、痴呆、行動異常などの意識障害、不全麻痺、斜視(しゃし)、眼球振盪(がんきゅうしんとう)、筋硬直などの運動障害、視力障害、姿勢反応異常などの知覚障害などが認められます。
    脳の内部にある脳室に大量の脳脊髄液がたまって、脳を圧迫します。
    多くの場合、遺伝的要因ですが、事故やけんかなどによる外傷がきっかけとなることもあります。
    チワワ、ヨークシャテリア、トイプードルなど小型犬、ボストンテリア、ペキニーズなどの短頭種に多発する傾向にあります。

    【治療】
    脳圧を下げるために、副腎皮質ホルモンや降圧利尿剤を投与します。
    一時的に症状はよくなりますが、再発することもあります。
    手術もできますが、完治するのは、難しい病気です。


    チ按躰栖

    平衡感覚をつかさどる前庭神経に異常がおきて、体のバランスがうまくとれなくなってしまうために、頭をかしげたり、まっすぐに歩くことができなくなります。
    症状は急にあらわれることが多く、重症になると横に倒れたりします。
    前庭神経に異常が生じる原因としては耳の炎症や耳にできた腫瘍などがありますが中には、原因がよく分からないものもあります。5.6歳以上の犬によくみられます。


    α按躱標群

    前庭とは内耳の一部の名称です。
    前庭は平衡感覚を保つための器官ですが、眼球の位置と運動の調整を行うための重要な働きを持っています。
    この部分に先天性、感染性、また薬物の副作用、ビタミンの欠乏、腫瘍、外傷、打撲、その他突発性などの原因によって障害がおこった場合、斜頚、旋回運動、斜視(眼球の位置の異常)、また眼球しんとう(眼が左右に揺れる)などの症状を示すことがありますが、これらの症状を総称して前庭症候群といいます。


    椎間板ヘルニア

    転倒したり、どこかに体を打ち付けて打撲したり、事故などで背骨に強い衝撃を受けたり、また、高齢になって椎間板が変形してくると、その内容物が脊柱管内に突出することにより脊髄を傷害し、さまざまな神経症状をひきおこす疾病です。
    頸部椎間板ヘルニア症では頸部疼痛からはじまり、運動失調、麻痺が認められるようになり、重症になると自力で起き上がれなくなり、四肢の完全麻痺や自力による排便、排尿に困難が見られることもあります。
    また、胸部や腰部における椎間板ヘルニア症では腰敗部疼痛、後肢の運動失調などが発現し、自力による排便、排尿が困難になることも多いです。
    犬における椎間板の変性には、軟骨様異形成と繊維様異形成の二つのタイプがあって、前者はダックスフント、シーズー、ペキニーズ、ビーグルなどの犬種で若齢時から急速に進行することも多いです。
    後者は主にこれら以外の犬種で加齢に伴いしだいに病勢が進行してきます。
    本疾患では、椎間板が突出した位置により、影響を受ける神経がことなり、脊髄圧迫の程度が重症度に影響を与えます。

    【治療】
    軽い場合は、炎症を抑える抗炎症剤やステロイド剤で治療します。
    重症になると、手術を行って、圧迫している椎間板を取り除きます。


    椎骨骨折

    事故、打撲、落下などの原因で発生することが多いですが、骨(椎骨)の腫瘍の存在などが誘因となり、軽度の物理的刺激によっても簡単に椎骨が骨折してしまうこともあります。
    骨折部位の脊椎神経(せきついしんけい)が圧迫されて神経障害がおこります。
    症状は骨折の部位によって異なりますが、四肢の運動機能の障害や、尿道や肛門の括約筋の機能障害による尿のたれ流し、排尿、排便困難、その他全身の麻痺や知覚障害を示すなど多様です。
    本症にはそのほかの部位の骨折、脱臼、内臓破裂などを伴うことが多いです。


    てんかん発作

    脳の神経細胞に、何らかの異常が起きて、急に四肢を硬直させて、口に泡をふいて倒れたり、痙攣、足をつっぱったようになって倒れます。
    一時意識がなくなりますが30秒から数分でもとに戻ります。
    発作中に尿や脱糞をしてしまうこともあります。
    発作は脳をつくっている神経細胞(ニューロン)に何らかの変化が生じたときにおこります。
    原因としては、脳炎、脳腫瘍や脳の損傷など脳そのものの異常と、低血糖、低カルシウム症、低酸素症、高カルシウム血症、肝臓疾患、ストレスなどがあげられます。
    1~3歳時に起こりやすく、原因が特定できない特発性てんかん(先天性)もあります。
    発作は一度だけで終わることがほとんどですが、何度も連続してくりかえされる場合は、命にかかわることもありますので、できるだけ早く病院へ連れていきましょう。

    【治療】
    原因がわかった場合は、その治療を行いましょう。
    特発性のてんかんの場合は、薬物療法が一般的です。
    抗てんかん剤を与えます。
    発作を起こした時は、びっくりして気が動転しがちですが、決して犬を無理におさえたりしてはいけません。
    あわてずに、犬が発作で動き回ってケガをしないよう周囲に気を配り、様子を見守りましょう。


    変形性脊椎症

    臨床症状をまったく示さないこともありますが、一般には腰痛、腰背痛にはじまり触診や歩行などの動作患部周辺への外力により著しい痛みを訴えます。
    その他、知覚、反射その他の運動障害を示す場合もあります。
    老犬の犬に多く見られるので一種の老化現象と考えられますが、むしろ姿勢、運動、外傷、栄養などが椎骨の変形に関係しているようです。


     



    呼吸器の病気

    2016.01.18 Monday
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      JUGEMテーマ:わんこ

      ^頭炎・喉頭炎


      はじめは空咳がでるくらいですが、だんだんと咳が重くなっていって、わんこは喉の痛みのせいで食欲がおちてきます。
      ひどくなってくると、えずくような動作をしたり、よだれが出たりします。
      そして呼吸をするときに喉の奥のほうからゼーゼーという音が聞こえます。
      声帯もおかされてしまい声がかれた感じになったり、ひどいときには声が出なくなることもあります。

      呼吸器に感染してしまう細菌やウイルスによる場合と、食べた物が喉を通るときになんらかの原因で傷ができてしまった、有毒ガスなどを吸ってしまったなどが原因になります。
      鳴きすぎなどでもおこることがあります。


      横隔膜ヘルニア


      先天性の場合では、嘔吐や下痢をおこしたり、咳が出る、呼吸が速くなるなどの症状があります。
      当然、運動することも嫌がります。急性の場合では、ゼーゼーという呼吸困難をおこして腹式呼吸をします。
      こういうふうになると、犬は横になることを嫌がります。
      もし唇が紫色になるようであれば重症です。
      すぐに処置をしないと手遅れになることもあるので、すぐに病院に行きましょう。

      何らかの事情で、横隔膜が破れて穴があいてしまいそこから臓器がはみ出た状態です。
      先天性のものは、胎児の発育過程で発生します。
      後天的なもののほとんどは、交通事故や転落などの衝撃によって、腹部に圧力が加わったためにおこってしまいます。


      5ご謬脱


      急に呼吸が苦しそうになり、時には激しいせきが出ます。
      運動後や夏の暑い時期によくみられます。
      ガーガーとあひるの鳴き声のような呼吸の音を出します。
      進行すると舌や歯茎が紫色になる、チアノーゼと呼ばれる症状をみせることもあります。
      体温調節ができなくなり、暑い時期は熱中症の原因になることもあります。

      遺伝的な原因や肥満や老化などにより、軟骨が正常な形を保てなくなると、気管が押しつぶされることになり、空気の流通が悪くなって呼吸困難を起こす病気です。
      ポメラニアン、チワワなどの小型犬や短頭種に多くみられます。

      【治療・予防】
      症状が軽いうちは、気管支拡張剤や抗炎症薬、鎮静剤などを与えて内科的散治療によって症状を抑えます。
      重症の場合は内科療法だけでは完治は難しく、酸素吸入などが必要になることもあります。
      なるべく安静にし、暑い夏は、風通しのよい涼しい部屋で過ごさせてあげましょう。


      さご瓢抉


      気管支周辺に炎症が起きているため、ものを吐き出すような乾いたせきをくりかえします。
      吐くようにせきをするため、吐き気と間違うこともあるので注意してください。
      この吐き気を嘔吐と考え、嘔吐を主症状として、獣医さんに見せにこられる飼い主さんも多いです。
      気管支炎は、急性と慢性に分けられます。急性の場合、平常時にはせきをせず食欲も普通ですが、運動や食餌の時に発生します。慢性の場合は、痰がからまっているようなせきになり、病気の進行に伴って運動を嫌がったり、元気がなくなる、食欲がなくなる、体重が減ってくる、下痢、呼吸が速くなる、呼吸困難をおこす、チアノーゼがでるなどの症状が出ます。

      【治療】
      ウイルスや細菌の感染が原因である場合は、まず抗生物質などを投与します。
      原因である細菌の退治、ウイルスの場合は2次感染を防ぐことが目的です。
      同時に、せき止めや、気管支の炎症を抑える薬も飲ませます。
      散歩などを控え、できるだけ安静にするよう心がけましょう。
      原因によって治療方法が異なるので、X線検査をはじめ、血液検査、気管内視、気管洗浄など、色々な検査が必要となる場合が多いです。

      ウイルスや細菌が、気管支で起こす炎症です。連続して乾いたせきをするのが特徴です。
      気管支炎を起こす原因となる感染症の代表ともいえるのが、細菌やウイルスが混合感染するケンネルコフです。
      また、ほこり、花粉・刺激性ガスの吸引、薬品の刺激やアレルギーで起きる場合もあります。


      サご瓢拔杭


      咳やいびき、ゼーゼーという呼吸音が特徴です。
      ひどくなると呼吸困難になってチアノーゼをおこします。
      食道やそのほかの臓器に出来てしまった腫瘍が原因の場合は首の痛みや吐き気があります。

      気管や気管支がまわりに圧迫されて狭くなってしまうためにおこります。
      咽頭や気管、気管支、食道などの炎症や腫瘍などによっておきる場合と、誤って吸い込んでしまった異物によって気管支が狭くなってしまう場合があります。


      Φざ


      症状が軽いときには呼吸が速いくらいですが、横になるのを嫌がったりするようになれば要注意です。
      原因によっては喀血やよだれがでることもあって、胸のあたりを触られるのを嫌がります。
      運動をさせたり、興奮させたりすると呼吸困難がさらにひどくなってしまいます。

      激しく咳き込んだりしたために、肺胞に穴が開いたことが原因になります。
      また、わんこ同士のけんかや交通事故なども原因のひとつです。


      Ф史豈


      軽い症状のものなら呼吸が荒い程度ですみますが、重くなるとわんこは前足をつっぱるような動作をして呼吸困難をおこします。
      同時に咳が出たり発熱することもあります。もっとひどくなれば死亡することもあります。

      胸腔の内部をおおっている胸膜の炎症です。
      犬伝染性肝炎ウイルスや細菌、真菌などの感染によるものです。
      胸の腫瘍や外傷が原因になることもあります。


      軟口蓋過長症(なんこうがいかちょうしょう)


      パグ、シー・ズー、ペキニーズ、ブルドッグなどの頭の短い短頭種に多くみられる病気です。
      頭の短い犬は、口の奥にある軟口蓋が先天的に長く、喉の入口付近に垂れ下がっているため、空気の通る道が狭くなって呼吸しにくかったり、塞がれる面積によっては呼吸困難が起きることがあります。
      これらの犬種の飼い主は、呼吸の状態を注意するように心がけましょう。

      【治療】
      症状にもよりますが、症状が重い場合は、内科的な治療ができないので、垂れ下がっている部分を手術で切除します。


      肺炎


      せきが出ることが多く、せきがひどくなると吐き気を催すこともあります。
      また、呼吸が苦しくなりゼーゼーという呼吸の音がすることもあります。
      呼吸数がいつもより速くなり、発熱(40℃程度)して食欲もなくなります。
      脱水症状をおこし、立つことを嫌がったりします。
      健康な時と比べて呼吸が速く、浅くなります。
      そのために酸素不足になるので頭部を伸ばして肘を反転させて、努力性の呼吸をします。
      首を伸ばすような時は、呼吸困難に陥っている可能性があります。
      重症になると、呼吸困難になって低酸素血症で軽い運動や興奮時にチアノーゼが見られ、横に寝ていることすらできなくなります。
      ウイルスや細菌による感染症がひどくなると肺や気管支に炎症が起きます。
      これが肺炎です。
      寄生虫やトキソプラズマなどの原虫の寄生によるものもあります。
      気管支炎の症状と似ていますが、こちらのほうが一般的に重篤です。
      特にジステンパーやケンネルコフなどにみられる症状で、咽喉頭炎や気管支炎などが悪化し、呼吸困難や発熱を伴う場合も多いので十分に注意しましょう。

      【治療】
      まず、感染を抑えるための抗生物質と、炎症を抑えるための消炎剤を内服させます。
      時には、薬を吸いこませる吸入療法も行います呼吸困難の症状が強い時、酸素吸入を行います。
      安静が基本です。肺炎にかかっている犬は、とにかく動かしてはいけません。
      静かで清潔な場所で注意深く観察してください。


      肺気腫


      急性のものは、急激な呼吸困難をおこして鼻や口からよだれや泡を出してとても苦しみます。
      場合によってはそのまま死亡してしまうこともある緊急疾患です。
      慢性の場合は、軽い運動で呼吸困難をおこしてしまい呼吸がふつうにもどるまでにかなり時間がかかります。
      疲れやすい病気なので、運動も散歩もつらいものになってしまいます。

      気管支炎や、腫瘍などで気管支が狭くなったりすると、まわりの肺胞が傷ついてしまいます。
      傷がつくと、肺胞がふくらんで空気が入ることになり、肺気腫になります。
      気管支炎や腫瘍が原因と考えられますが、ひどくせきをすることで肺胞が壊れ肺気腫になることもあります。

      【治療】
      気管支炎や腫瘍が原因の場合は、まず原因を取り除くための治療を行います。
      それ以外の場合は、安静にしてゆったりと休ませて様子をみるようにしましょう。


      肺出血

      胸部の外傷や異物吸引、犬糸状虫による血管障害、気管炎、肺炎などの炎症、腫瘍そのほかの原因で鼻腔や口腔から咳とともにあわを含む鮮紅色(せんこうしょく)の血液を排出します。
      この状態を喀血(かっけつ)といい、一部消化された胃内容物が混じった赤色で擬固性のある血液を吐く吐出とは異なりますので鑑別を要します。


      肺腫瘍


      肺腫瘍は発生部位、種類、大きさ、増殖速度、原発性か転移性か、二次感染の有無などにより症状はさまざまです。
      実際のところ肺腫瘍の犬の1/3は、飼い主が気づかないといいます。
      肺腫瘍単独で症状が発現する場合には病勢の進行した例が多いです。
      全身性の症状としては、疲労しやすい、食欲不振、体重の減少、発熱、呼吸速迫または呼吸困難、咳、喀血(かっけつ)などがあげられます。
      転移性肺腫瘍では原発の腫瘍の症状が強く発現し肺の転移病巣に起因する症状を示すことはありません。
      また一肢ないしそれ以上をひきずったり、腫脹や疼痛を生じた場合には、肥大性肺性関節症を併発していることがあります。

      肺腫瘍の多くは移転性腫瘍であり、原発性腫瘍の発生は比較的まれとされています。
      犬の腫瘍で肺に転移をおこすものには骨肉腫(こつにくしゅ)、乳腺腫瘍、悪性黒色腫(あくせいこくしょくしゅ)、そのほかがあります。
      ほかの腫瘍と同様にその原因は明らかではありません。

      原発性の肺腫瘍は5歳齢以上に発生しますが、その大半は10歳齢以上といわれています。
      転移性肺腫瘍では原発部位や腫瘍のタイプによって発症年齢が異なり、骨肉腫の犬では比較的幼齢でも肺転移がおきます。


      肺水腫


      軽い場合は、運動の後にせきをしたり、苦しそうに口を開けて呼吸をする症状が現れます。
      重症になると、呼吸が浅く速くなったり、ゼーゼーと音をたてて呼吸したりしてせきもひどくなり、チアノーゼをおこして前足をつっぱった状態で呼吸することもあります。
      乾いた咳をしたり、血が混じった鼻水を出す事もあります。

      肺の中に水がたまってむくんでしまうため、呼吸ができなくなり、死に至ることもある病気です。
      僧房弁閉鎖不全に代表される心臓病によって起きる場合もあれば、気管支炎などの肺につながる気管の炎症から起きる場合もあります。
      刺激性のガスや薬物を吸い込んだ事が原因になってしまうことも。

      【治療】
      まず肺水腫になった原因(心臓病、感染症、そのほか)を特定することが治療の第一歩です。
      X線検査や心電図などで調べて治療を始めます。
      原因が特定されれば、治療法も定まります。肺水腫自体の治療法としては、肺にたまった水分を除去するための利尿剤による内科療法、呼吸困難の場合は酸素吸入などの処置を行います。


      肺膿瘍

      呼吸器疾患の合併症として発生します。
      原因には犬糸状虫(フィラリア)の肺血管への塞栓、細菌性気管支炎による浸出物、化膿性細菌による肺炎に併発したりします。症状は、肺炎と類以しています。



       



      心・血管系の病気

      2016.01.18 Monday
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        JUGEMテーマ:わんこ

        ^性リンパ腫


        いずれの場合も特徴的な臨床症状はありませんが、多中心型では飼い主がリンパ節の腫大に気づくことが多いようです。
        また嗜眠(しみん)、体重減少や食欲不振が認められます。
        身体検査では肝臓や脾臓の腫大を伴うことも、伴わないこともありますが、痛みを伴わない全身のリンパ節腫大が認められます。
        前縦隔型では、呼吸困難、頻呼吸、発咳やチアノーゼが観察されることが多いです。
        また消化器型では嘔吐、下痢、食欲不振や体重減少が認められ、さらに消化器通過障害や腹膜炎が観察されることもあります。
        その他、皮膚、眼、腎臓などに病変が認められることもあります。
        診断は血液検査、X線検査、超音波検査所見などに基づいて行われますが、胸水や腹水中の細胞診あるいはリンパ節生険などが必要となります。

        悪性リンパ腫は病変の解剖学的な位置から多中心型、前縦隔型(ぜんじゅうかくがた)、消化器型、皮膚型に大別されます。このうち犬では多中心型が症例の80%以上を占めます。
        本症の原因は明らかではありませんが、ボクサー、セントバーナード、ラブラドールレトリバーなどの犬種に発症頻度が高いため、遺伝的素因が推測されます。
        また好発年齢は6~12才の壮齢から老齢の犬に多いです。


        △Δ歎貔心筋症

        ウイルス感染、甲状腺機能亢進症、ビタミンE2の不足、遺伝的要素が考えられます。
        比較的大型の犬種ドーベルマン、グレートデーン、ブルドッグ、エアデールテリアなどに突発的な発咳(はつがい)と呼吸困難、胸水や腹水の貯留、運動拒否、食欲不振などがみられます。


        うっ血性心不全(うっけつせいしんふぜん)

        心不全とは心臓から全身の諸臓器、組織に十分な血液量が循環されなくなった状態です。
        すなわち左心不全では肺静脈と肺、これに引き続いておこる右心不全では、全身の静脈系に静脈血が充満して、多くの障害をひきおこします。
        心不全の原因は、あらゆる心疾患が進行して生じるものと周囲の疾患により生じる二次的なものにわけられます。


        ぅ哀譟璽灰蝓湿標群

        本症は灰色や銀灰色の被毛をもつコリー種に発生する遺伝性疾患で、末梢血中の白血球の減少期には好中球がほとんど消失してしまいます。
        好中球は感染防御に重要な役割をもっているため、このような状態は感染症に対して無防備となります。
        この好中球減少期に発熱、歯肉炎、口内炎、腸炎、肺炎などを併発し敗血症により死亡するものが多く、生後1歳齢までにほとんどが死亡します。


        シ貍板減少症

        口や鼻などの粘膜や皮下に出血斑があらわれます。
        また、吐血や下血、血尿などの症状がでる場合もあって、出血がひどいときには貧血になることもあります。
        白血病やウイルスの感染などによっておこる続発性のものと、原発性のものがあります。
        その原発性の特発性血小板減少性紫斑病というのは血小板自己抗体による自己免疫性の病気です。


        高脂血症


        血液のなかの脂質が増えて、血清が乳濁する状態になります。
        一般的に食後数時間は高脂血症になることがありますが、これは一過性のものです。
        継続的に高脂血症があらわれる場合は要注意です。
        さまざまなホルモン失調や肝臓、腎臓などの病気で高脂血症になりやすくなるそうです。

        脂肪が多い食事や運動不足による肥満が原因になります。
        そして脂質の調節障害をおこす糖尿病や甲状腺機能低下症、副腎皮質機能亢進症などのホルモンの病気によっておこることもあるそうです。


        Щ粟輅枴頂辛堊粥覆気鵑擦鵑戮鵑悗い気佞爾)

        犬糸状虫(フィラリア)の三尖弁口部への陥入、三尖弁腱索へのてん絡や右心室拡大に伴う三尖弁口の開大などにより発症します。
        三尖弁の閉鎖不全は右心房と右心室の血液うっ滞を生じさせ、肝臓や腎臓への血流量が低下するため、うっ血性心不全の状態が現れます。


        ┸感攵

        激しい咳や呼吸困難などの症状が出ます。
        重症になると四肢に浮腫が出たり、腹水がたまるという症状もでます。
        原因は分かりませんが、筋肉が弱まって、心臓がうまく動かなくなるものです。


        心室中隔欠損症(しんしつちゅうかくけっそんしょう)

        生後6ヶ月頃から咳や呼吸困難などの症状が出てきます。
        心臓の穴が小さい場合は症状がはっきりとあらわれないことが多いそうです。
        他の呼吸器の病気にもかかりやすくなります。
        先天的に右心室と左心室の間の壁に穴が開いていることが原因です。


        心内膜炎

        黄色ブドウ球菌などの細菌が感染して心内膜や弁膜、腱索に閉鎖不全を生じ、最終的には心不全へ進みます。
        また、炎症部から剥離(はくり)する増殖片によって腎臓や肺の塞栓(そくせん)病変をおこします。


        心不全


        症状は、心不全が右心不全か左心不全かで異なります。
        左心不全の場合は、左心に肺からの血液がたまってしまい、肺水腫、呼吸困難が起きます。
        右心不全の場合は、肺へ血液を送ることができなくなり、右心に血液がたまり、腹水やむくみが現れます。
        心不全の多くは「慢性心不全」で、原因はさまざまです。
        心臓のまわりの血管の異常、弁の異常、心筋の異常、フィラリア症も心不全の原因になります。

        【治療】
        心臓の働きをよくする強心薬やむくみを取るための利尿剤が投与されます。
        肺水腫を解消するためには肺の血管を広げる薬、呼吸困難には気管支拡張剤を投与します。
        心臓に負担をかけないように運動を制限し、食餌の水分と塩分を減らします。
        心不全用の処方食を利用するのもおすすめです。


        心房中隔欠損症(しんぼうちゅうかくけっそんしょう)

        軽い呼吸困難をおこします。
        先天的に右心房と左心房の間に穴が開いていることが原因です。


        先天性心疾患


        先天性心疾患には多くの種類がありますが、臨床症状は心奇形の程度によって左右されます。
        まったく症状を示さずに通常の生活に支障をきたさない例から、生後まもなく重篤な症状に陥る例などが認められます。
        プードル、シェットランドシープドック、イングリッシュブルドック、フォックステリア、柴犬などの犬種に多くみられ、本症の発生率は1000頭に1頭の割であるとされています。

        【原因】
        心奇形とは生まれたときにすでに心臓に解剖的な異常を持っている心臓をいい、その原因には遺伝性、あるいは妊娠中になんらかの原因で心臓の発育に異常が生じた場合が考えられます。
        いろいろな心奇形が原因となって種々の障害を生じることになります。

        【症状】
        先天性心疾患の臨床症状は、心奇形の種類および程度によって異なります。
        心疾患のうち、血液が左心系から右心系に移行例を左右短絡性心疾患とよびますが、臨床症状の発現は欠損孔(けっそんこう)の大きさ、あるいは開存している動脈管の太さに左右されます。
        通常は左心負荷による左心不全の症状がみられますが、大きな欠損孔あるいは太い動脈管の場合は、浮腫(ふしゅ)腹水などの右心不全の症状が加わります。
        これに対し右左短絡性心疾患の代表的な心奇形とされているファロー四徴症は、大きな心室中隔欠損孔と肺動脈峡窄により右心室の圧が上昇して静脈血が直接大動脈に移行します。
        したがってチアノーゼ、呼吸速迫、運動不耐性が認められます。
        一方、大動脈狭窄症および肺動脈狭窄症は、心室からの出口が狭窄しているために左心室あるいは右心室の圧が上昇し、結果的に左心不全あるいは右心不全を招来させるが、とくに前者は臨床症状を現さず、急に死亡場合がみられます。
        後者では、腹水、あるいは浮腫などの特徴的な右心不全の症状を現します。

        【予後】
        先天性心疾患の予後を決定づける要素は、心奇形の程度です。
        たとえば心室中隔欠損症では、欠損孔の大きさにより心雑音のみで他の臨床症状を示さない例も多く見られます。
        一般に小さな欠損孔の場合、予後は良好です。


         



        心・血液系の病気

        2016.01.18 Monday
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          JUGEMテーマ:わんこ

          〜遼絞枴頂辛堊粥覆修Δ椶Δ戮鵑悗い気佞爾鵝


          興奮するとせきが出ます。
          しばらくするとせきの間隔が短くなり、乾いたせきをします。
          ひどくなると呼吸困難や貧血、肺水腫になる場合もあります。
          心音を聞くと心雑音が聞こえます。
          X線検査や心電図で調べると、左心室の肥大が認められます。

          左房室にある僧帽弁が、完全に閉じなくなって起きる病気です。
          僧帽弁は、糸のような細い腱で開閉しますが、
          この腱や腱を支持する乳頭筋の異常によって僧帽弁が閉じられなくなり、血液が逆流し、心室の内圧が高まるために起こります。
          高齢な犬ほど発病しやすいのも特徴です。

          【治療】
          強心薬や、利尿剤、血管拡張剤など内科的治療を行います。
          犬を興奮させないようにし、長い散歩は控えめにしましょう。食餌は塩分の少ないものを選ぶこと。


          大動脈狭窄症(だいどうみゃくきょうさくしょう)

          大動脈狭窄症には、弁そのものに形態学的異常が生じる弁狭窄と、弁下部に繊維輪が生じて、あるいは左右の心室を隔てている壁「心室中隔」の一部が肥大して狭窄を生じさせる弁下部狭窄、さらに発症頻度は低いですが弁の上に狭窄を生じる弁上部狭窄があります。
          これらの狭窄で血液の流れに異常が生じるため、心室は壁の厚さを増大させて(左心室肥大)、心室内の圧を高める必要(圧負荷の増加)があります。
          また、狭窄部を通過する血液の速度(血流速度)が増加することから、通過に伴って大動脈内に乱流が生じ、狭窄後の大動脈壁に拡張が生じます(狭窄後部拡張)。
          このような多くの負担が左心室に加わるために、心臓の機能がしだいに低下する結果、運動ができなくなったり(運動不耐性)、咳がでたり、ときには突然死を招く場合がみられます。


          F位管開存症(どうみゃくかんかいぞんしょう)

          重症の場合は生後1、2ヶ月のうちに食欲不振やひどい呼吸困難をおこします。
          そのために成長が阻害されたり、場合によっては死亡してしまうこともあります。
          先天的な病気であり、生まれてくる前に閉じているはずの胸部大動脈と肺動脈が、生まれてからも閉じないことが原因です。
          その動脈管を通って、血液が大動脈から肺動脈を経由して左心房まで入るために心臓にいろんな負担がかかってしまいます。


          で拈心(はいせいしん)

          肺疾患が原因で肺の機能や構造が障害された結果、生じる心臓の右心室拡大と右心室不全をいいます。
          たとえば犬糸状虫による肺動脈や肺毛細血管床の血栓性閉塞、肺気腫や肺線維症などの原発性慢性肺疾患、肺腫瘍による肺動脈の圧迫、そのほか僧弁閉鎖不全症、先天性心疾患などでも発症します。


          デ抛位狭窄症(はいどうみゃくきょうさくしょう)

          病気が軽いときには、少し元気がない程度なのでほとんど気づきません。
          しかし、重症になると呼吸困難をおこして少し激しい運動をするだけでゼーゼーという呼吸をします。
          そして、四肢の先がむくむ、腹水がたまる、心臓肥大などという症状が出ることもあります。
          なかには、子犬のうちに死亡してしまうこともあります。
          先天的に肺動脈の根元が狭いためにおこります。


          η魴貮


          臨床症状はさまざまで本症に特徴的なものはありません。
          嗜眠(しみん)、食欲不振や体重減少が主なもので、跛行(足をひきずる)、発熱、嘔吐や下痢を認めることもあります。
          身体検査では肝臓や脾臓の腫大、リンパ節腫大などが認められます。
          本症では骨髄における腫瘍細胞の増殖により正常な造血機能が障害されるため、貧血に伴って可視粘膜の蒼白が認められることが多く、また血小板減少に基づいた点状出血(てんじょうしゅっけつ)などが観察されることもあります。
          また腫瘍細胞の浸潤によりひきおこされた各種臓器機能不全に伴った症状も認められます。
          血液検査では腫瘍細胞の観察される例がほとんどで、腫瘍化した細胞の種類により異なりますが、貧血や血小板の減少を認める例が多いです。
          確定診断には骨髄の生険やリンパ節の生険が必要となります。
          白血病は腫瘍化した細胞の種類に基づいて、骨髄球性白血病およびリンパ球性白血病の二つに大別されます。



          皮膚真菌症(ひふしんきんしょう)


          皮膚糸状菌の感染は全身に認められますが、顔面、四肢に比較的多く発症します。
          円形の脱毛にはじまり、周辺に拡大します。痒みはほとんどないか軽いようです。
          表皮は角化亢進して鱗屑化(りんせつか)します。

          【原因】
          犬の皮膚真菌症の原因となる糸状菌のうち、もっとも感染率が高いのは犬小胞子菌(いぬしょうほうしきん)です。
          また石膏状小胞子菌(せっこうじょうしょうほうしきん)、毛瘡白癬菌(もうそうはくせんきん)も感染頻度が高いがほとんどは犬小胞子菌です。
          これらの糸状菌は環境中での常在菌(じょうざいきん)であり、感染の多くは感染動物などとの接触によります。
          石膏状小胞子菌は土壌中に存在する菌のため、土を掘り起こしたりする習性の犬の四肢や鼻に感染しやすいです。

          【特徴】
          とくに幼犬や毛の生えかわる時期(換毛期)の犬など、被毛が活発に発育する時期に感染がおきやすいです。
          また抵抗力が落ちているときも感染の機会が増すことになります。

          【予防】
          糸状菌はヒトを含めた他の動物にも感染するので注意して下さい。
          この菌は皮膚の角質層や被毛で増殖するので、落屑や痂皮、被毛をまき散らさないように生活環境を清潔にすることを心がけましょう。


          貧血

          末梢血液中の赤血球数と血色素量が正常な状態に比べて減少している状態をいいます。
          貧血の原因には多岐にわたり、赤血球の崩壊や喪失による場合と赤血球の生成障害にわけられます。
          貧血状態は下記のような原因で生じますが、ヘモグロビンの減少で全身への酸素供給が不十分となり、運動後の息切れ、めまい、動悸(どうき)、食欲不振、便秘、下痢、呼吸困難、失神などをおこします。
          進行すると心臓に負担がかかり、心疾患や神経症状がみられるようになります。

          1)赤血球の崩壊や喪失
          遺伝性の疾患、タマネギ中毒、鉛中毒、熱傷、寄生虫感染、肝硬変、感染症、腎障害、リウマチ、腫瘍などがあります。

          2)赤血球の生成障害
          ビタミンB12、葉酸、鉄などの欠乏、内分泌疾患(甲状腺、下垂体、副腎など)、脊髄の圧迫、続発生骨髄障害(ぞくはっせいこつずいしょうがい)感染症、腎疾患、中毒、肝疾患など)、脊髄障害などがあげられます。


          ファロー四徴症(ふぁろーしちょうしょう)

          運動による呼吸困難のほかに、疲れやすく舌や唇などが紫色になるチアノーゼをおこしたり、貧血になって倒れてしまうなどの症状が出ます。
          先天性心臓疾患のひとつで/桓蔀羈峽臑鮫肺動脈狭窄B臚位騎乗け心室肥大の四つの心臓の奇形を持っているために酸素が体の中に十分いきわたらないためにおこります。


          フィラリア症・イヌ糸状虫症


          軽症の場合は、少しずつ症状が現れます。
          蚊がいる時期になると、心臓に寄生するフィラリアがだんだん増え、最初の症状である乾いたせきをするようになります。
          この時期が長くなり慢性化すると、せきも激しくなり、せきをする時間も長くなります。
          せきがひどくなると吐くこともあります。
          フィラリア症の症状でもうひとつ特徴的なのが「腹水」です。
          腹部がどんどん大きくなっていきます。
          この状態が続くのが「慢性フィラリア症」で、症状が急激に襲ってくるのが「急性フィラリア症」です。
          「急性フィラリア症」は、右心室に寄生していたフィラリアが、右心室を越えて右心房に移動し、右心室と右心房の間の三尖弁と呼ばれる弁が閉じなくなって起こります。
          激しい呼吸困難が起きて動けなくなります。
          時には、茶色の尿を出すこともあります。

          フィラリア症は、犬の代表的な心臓病です。
          フィラリア(犬糸状虫という寄生虫)が、心臓の内部に寄生することで起きる病気です。
          蚊が媒介して、犬から犬へと感染します。
          フィラリアの感染経路は少々複雑です。
          フィラリアの成虫が寄生しているからといってすぐにフィラリア症にかかるわけではありません。
          フィラリアの成虫はまず、犬の心臓の中に寄生し、ミクロフィラリアという子虫を血液の中に産み付けます。
          アカイエカが、犬の血液を吸う際に、このミクロフィラリアも一緒に吸い込むことになり、今度は、このミクロフィラリアは、蚊の中である程度発育します。
          発育したミクロフィラリアを体内に持っている蚊が犬の血液を吸う時、この発育した子虫が犬の体内へ送り込まれて寄生します。
          犬の体内に寄生した子虫は、2~3カ月の間に、皮膚などで発育して血管に入り、心臓に移動して右心室と肺動脈あたりで、太さ1ミリ、長さ20センチの成虫になります。
          フィラリア症は、フィラリアの成虫が寄生している右心室と肺動脈に傷をつけたり、成虫がたくさん寄生し、からんで球状になって血液の流れを妨害することで、うっ血性の心不全を起こします。

          【予防】
          毎年、蚊が出る時期になったら薬を飲ませること。
          月に一度飲ませるタイプと、毎日または1日おきに飲ませるタイプがあります。
          注意したいのは、薬を与える前に必ず犬の体内のミクロフィラリアの有無を確認することです。
          既にミクロフィラリアに感染している犬に予防薬を与えると、ショックなどの副作用が現れる可能性があるからです。
          薬を与えると同時に、できるだけ蚊から遠ざけることを忘れずに。


          免疫介在性溶血性貧血


          本症の臨床症状は基本的には急性貧血に伴うもので、元気消失、食欲廃絶、可視粘膜蒼白(かしねんまくそうはく)、頻脈(ひんみゃく)、呼吸速白、心悸亢進(しんきこうしん)などが観察されます。
          また、飲水量の増加や嘔吐を示す場合もあります。
          黄疸(おうだん)を伴うことも多く、発熱やヘモグロビン尿を認める例もあります。
          また、肝臓や脾臓の腫大の観察される場合も多いです。

          免疫介在性溶血性貧血は、自己免疫性、同種免疫性、薬物誘発性溶血性貧血に大別されます。
          その原因あるいは溶血の機序については不明な点も少なくありませんが、自己免疫性は自己赤血球に対して自己抗体(抗赤血球抗体)が産生された結果、また薬物誘発性は薬物に対する抗体と薬物の結合物(免疫複合体)、あるいは薬物により自己抗体の産生が誘導された結果発症します。


          門脈-体循環シャント


          この病気の犬は、一般的に発育が悪く、活動性に乏しく、眠っていることが多いです。
          食後2時間ほどで激しくよだれをたらしたり、壁づたいに歩き周るようになります。
          また、眼が一時的に見えなくなり、てんかん様発作をおこし、性格も変わることがあります。
          症状が軽いものでは、原因不明の食欲不振、嘔吐、下痢など消化器症状が中心となることもあります。
          また、アンモニアと尿酸が多量に腎臓から排泄されるために尿路結石ができやすくなります。
          放置しておくと、肝臓の機能障害によって死亡します。

          正常な犬では、腸管から吸収されたアンモニアや細菌の毒素は門脈内を通って肝臓に入り無毒化されます。
          ところがこの門脈と全身の静脈の間をバイパスとしての静脈が存在すると、肝臓で無毒化されるべき有害物質が肝臓で処理されないまま直接全身にまわってしまいます。

           



          皮膚の病気

          2016.01.18 Monday
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            JUGEMテーマ:わんこ

            .▲譽襯ー性接触皮膚炎

            アレルゲンと接触した部位(口のまわり、お腹のあたり、内股、陰部、肛門のまわり)に炎症反応がおこり、痒みが強く湿疹状態となります。
            毛がうすいところにかゆみが生じやすくなり、脱毛を併発することもあります。

            【原因】
            生活環境中のあらゆる物質がアレルゲンとなりうるが、シャンプー、ノミ取り首輪、じゅうたん、食器(合成樹脂製)、ナイロン、消臭剤などとの接触により発症します。


            ▲▲譽襯ー性皮膚炎

            犬が生体外にあるアレルゲンに感作して生じる皮膚炎をアレルギー性皮膚炎とよびます。
            食餌がアレルゲンになるもの(食餌性)、アレルゲンとなる物質の吸引で発症するもの(アトピー性)、ある種の物質がアレルゲンとなり、これと接触することで発症するもの(接触性)などがあります。

            イヌ条虫症


            寄生数が多くない場合は無症状であることが多いですが、多数寄生すると食欲不振、軟便または下痢、削痩などの症状が現れます。
            便の表面に白い米粒状の片節が付着していることで、寄生していることが判明します。

            イヌ条虫という寄生虫が原因。
            瓜の種が並んでいるようにみえることから瓜実条虫ともいわれます。
            ノミが中間宿主となって伝染します。
            犬の小腸内に寄生した成虫が卵を産み、その虫卵を含んだ片節(イヌ条虫の一部)が排便の際、便と一緒に排泄されます。
            この虫卵をノミの幼虫が食べると、ノミの体内で感染子虫に育ち、さらにそのノミを犬が飲み込むことによって感染します。

            【治療・予防】
            イヌ条虫用の駆虫薬を使って駆虫します。
            ノミが中間宿主になっているため、ノミを退治することです。


            め令・ヒゼンダニ

            ヒゼンダニが皮膚の表面に穴を掘って寄生することによって生じる皮膚疾患です。
            季節に関係なく発生し、痒みが非常に強いです。
            そのため、しょっちゅうひっかいてふけがでます。
            ひっかきすぎてかさぶたができることがあります。
            感染部位では脱毛、紅斑、丘疹、痂皮、色素沈着などがみられます。
            耳や顔、肘、かかとなどにできます。
            放っておくと慢性化して、全身に広がってしまうこともあります。
            人や他の動物に感染することもあるので気をつけましょう。


            ゴ請1

            鼠径部腋窩部などのアポクリン汗腺にブドウ球菌が感染して発生する化膿性炎症です。
            コリー、シェットランドシープドッグなどに好発し、紅斑が特徴的です。


            Τ杏寄生虫性皮膚炎

            犬にはノミをはじめとして、シラミやダニなどさまざまな外部寄生虫が寄生します。
            これらが犬の体表に寄生すると、多くの場合非常に強い痒みが生じ、犬はしきりに体をかいたりかんだりするようになります。
            このため皮膚にかき傷ができたり脱毛がおこり、これに細菌の二次感染が加わると皮膚の状態はさらに悪化します。
            外部寄生虫皮膚炎の原因である外部寄生虫の感染はおもに接触感染によっておこるため、狭い場所で多数の犬が飼育されているような場所で発生しやすいです。


            У朧性(アトピー性)皮膚炎

            遺伝的素因として免疫グロブリンE抗体が産生されやすい体質の犬に発症します。
            犬における吸引性皮膚炎の発症率は食餌性またはアレルギー性接触皮膚炎よりははるかに高いようです。

            【症状】
            本症は顔面、四肢、腹部などに強い痒みをおこし、ときに全身症状も生じます。
            痒みに対する反応から二次的な皮膚疾患を招き、その多くは湿疹の経過症状をとります。
            皮膚の一部が厚くなって乾燥することもあります。
            慢性化や再発しやすい病気です。本症においてもアレルギー性外耳炎がみられます。

            【原因】
            ハウスダスト、花粉、ダニ、真菌などがアレルゲンとなり、これらを吸い込んでしまうことによっておこります。
            食べ物によってもなる場合があります。


            ┨セ正綫肉芽腫(こうさんきゅうせいにくげしゅ)

            口腔内の口蓋に潰瘍ができたり、舌に腫瘤が観察されることが多いです。
            犬種、年齢、性別に関係な発症しますが、3歳齢以下と雄に発生率が高いです。
            シベリアンハスキーに好発すると言われてます。


            肛門周囲腺腫

            この腫瘍はおもに肛門の周囲に発生し、硬結した「しこり」として認められます。
            良性の肛門周囲腺腫は雄に多くみられ、雌の10倍ほど発生頻度が高いようです。
            雌では悪性の肛門周囲腺がんがほとんどです。
            肛門周囲腺腫は雄性ホルモンが関与しているため去勢した犬では本症の発生がほとんどみられず、また腫瘍の退縮も期待できることがあります。
            しかし、腺がんでは去勢の効果は期待できません。
            腫瘍が良性であってもある程度発育すると腫瘍の表面に潰瘍を形成し出血、化膿、排便障害をひきおこします。
            また、悪性のものでは周囲のリンパ節、腹腔内臓器、脊椎などに転移して重篤な症状を発現することもあります。
            一般にこの腫瘍は良性と診断されても経過とともに悪性に変化することがあり、摘出手術後の再発率も高いようです。
            近接した臓器しとて、肛門嚢にも腺腫または腺がんが発生することがあります。


            黒色棘皮症(こくしょくきょくひしょう)

            ダックスフンドやセッターに多発する慢性の皮膚疾患で、両側対称性に腋窩部に発生して脱毛、色素沈着、肥厚、苔蘚化を特徴とします。
            さらに悪化すると四肢、前胸部まで拡大して悪臭を放ちます。
            一般に肥満犬になるほど症状は重いです。


            コリーノーズ

            遺伝的に鼻部の色素沈着が弱いか欠如する個体の鼻鏡や鼻梁にみられる皮膚病です。
            夏季の強い日光刺激で鼻部に紅斑を呈し、さらに浮腫、脱毛などがみられるようになります。
            ごくまれな例として、病勢の進行により扁平上皮がんを併発することもあります。


            湿疹


            皮膚(表皮ならびに真皮上層)に認められる急性あるいは慢性の痒み(かゆみ)を伴う無菌性の皮膚炎を湿疹と称します。
            急性の湿疹には各種皮疹が混在し、痒みが強く、また、湿潤していることを特徴としますが、罹患犬がなめたり、ひっかいたりするため、典型的な皮疹が観察されないことも多いです。
            慢性のものでは、痒みは強いが、湿潤傾向は減少し、皮膚の皮厚、色素沈着、落屑などが認められます。

            【診断】
            皮膚の病変部を注意深く観察し、さまざまな皮疹について、まず原発性の病変(疾患の直接的な反映:原発疹)であるか、続発性の病変(原発疹の進行したもの、あるいは二次的に生じた病変:続発疹)であるかを判定することが重要です。
            原発疹は表皮などの比較的表面に、また限局した範囲に認められますが、続発疹は皮膚の浅層から深層にかけて比較的広い範囲に認められます。
            また、微生物学的検査、寄生虫学的検査、免疫学的検査などが必要で、さらに病理組織学的検査も実施することが必要です。


            皺性皮膚炎(しゅうせいひふえん)

            犬種特性を示す解剖学欠陥(たとえば皮膚に皺を作出した犬など)と、肥満を誘因とした通気性の悪さや摩擦などで生じる皮膚疾患です。
            短頭種(ペキニーズ、パグ、ブルドッグ)では顔面、口唇などに炎症を生じやすく、肥満犬や皺の多い犬種では体幹や四肢に発症しやすいです。
            また尾をまきこんでいる犬ではこの部分に炎症がおきやすいです。


            食餌性アレルギー性皮膚炎

            季節に関係なくおこります。
            アレルギー性皮膚炎全体の発生数からみると1割程度と少なく、犬種を問わずに発症します。
            一般的に幼犬に多いようです。

            【症状】
            主な症状は激しい痒み(お腹のあたり、腰のあたりなど)で、局所または全身的な痒みに対する反応の結果、二次的な皮膚炎を併発することが多く、その症状は多様です。発疹、脱毛が特徴です。
            また本症では片側または両側の耳に外耳炎をおこさせることが特徴です。
            なお、本症の10~15%には皮膚症状だけでなく、発熱や、下痢、嘔吐などの消化器症状も認められます。

            【原因】
            アレルゲンとなる食物は多く、主としてタンパク質成分に原因があります。
            犬ではさまざまな肉類、牛乳、玉子や穀物などがあげられていますが、そのものというよりもその品質に左右されるという意見もあります。


            シラミ・ハジラミ

            犬にはイヌジラミ、イヌハジラミの寄生がみられます。
            前者は吸血しますが、後者は吸血はせず、皮膚片を摂取します。
            両者とも宿主特異性が高く、他の動物には寄生しません。
            いずれも寄生により皮膚炎を生じ、痒み、紅斑などがみられます。
            体毛にふたのある卵を産みつけます。

             



            皮膚の病気

            2016.01.18 Monday
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              JUGEMテーマ:わんこ

              〇蚣馨


              皮脂腺からの分泌が異常増加して、皮膚や披毛がべたつくようになるのが「脂性型」。
              皮脂の分泌が少なくなって皮膚の乾燥が進み、カサカサになるのが「乾性型」です。
              皮脂腺の分泌の異常による病気で、内分泌系の異常や、寄生虫感染、栄養不足、アレルギーなどが原因となります。

              【治療・予防】
              「脂性型」は、皮脂のベタベタをとる抗脂漏シャンプーで薬浴します。
              脂肪酸製剤などの飲薬も効果があります。
              「乾性型」は、フケがでる場合は保湿効果のあるシャンプーや、ビタミンA剤などの飲薬を用います。
              食餌の栄養バランスに気をつけましょう。


              ∫)秧

              痒みを伴った膨疹(紅斑と浮腫)が発作性に発現し、短時間で消失するものを蕁麻疹と呼びます。
              アレルギー性のものと非アレルギー性(物理化学的刺激など)のものがあります。
              アレルゲンとしては、食餌(魚介類など)、薬物などがあり、非アレルギー性のものには湿度、日光などが原因となります。
              皮膚の真皮の浮腫が生じるために、皮膚面が一部、境界鮮明に偏平にもりあがる状態です。
              血液の血漿成分が皮膚表面に流入するために起こります。人でも起こる赤く広がる状態です。


              スタッドテイル

              犬は尾の背線に沿って脂腺やアポクリン汗腺が多く分布します。
              そのためこの部分に皮脂などの分泌物が多量に蓄積したり、被毛がたまったりします。
              これが刺激となって細菌感染があると皮膚炎がおこります。
              また分泌腺自体の感染も生じるため一度発症すると慢性的で難治性となることが多いです。
              落屑、痂皮、びらんなどがみられます。


              ち歓叛紅斑性狼瘡(ぜんしんせいこうはんせいろうそう)

              遺伝的素因とウイルス・紫外線・薬剤などの外因が考えられますが、原因は不明です。
              本症は多種多様な自己抗体が持続的に出現し、全身性ないし多発性の多様な皮膚病変「脂漏性、水疱性、びらんなど」、発熱、関節炎、タンパク尿、貧血などの症状を示します。
              きわめて複雑な難病です。


              ッμ咯

              脱毛は季節に変わり目などにおこる生理的なものと、病的なものがあります。
              病的なものとしては部分的に脱毛してしまうものと体全体に脱毛してしまうものとがあって
              地肌が見えて皮膚の色が赤や黒に変色します。
              それと同時に悪臭やかゆみもおこります。
              また、内分泌の障害が原因である脱毛ではかゆみを伴うことはほとんどありません。
              病的な脱毛の原因は内分泌障害やアレルギー、寄生虫、細菌などによる感染がほとんどです。


              Ε張瓮瀬望


              非常に痒がります。
              皮膚が赤くなり、かさぶたのようなぶ厚いフケが重なり、
              そのフケをめくると小さなツメダニがたくさん寄生しています。
              毛の先端にツメダニが付着して白い粉がふいているようにみえることもあります。
              毛も抜けやすくなります。
              イヌツメダニの寄生によっておこる皮膚炎で、小形長毛種の幼犬に多くみられ、
              成犬での感染は少ないです。
              ダニは体長0.5mm内外で、体の前端に爪をもつ強大な触肢を有します。
              全発育環を宿主の体上で過ごし、1世代は約1ヶ月です。
              感染は病犬との接触によります。
              感染を受けた犬はふけが多量に生じ、被毛は光沢を失います。
              つねに痒みを伴い、病変部の皮膚には白色や黄褐色の湿性のかさぶたがみられます。
              ときに人間にも感染し、激しい痒みをおこすことがあります。

              【治療】
              殺ダニ効果のある薬を使った薬浴で、ぶ厚いフケをしっかりと洗い落とします。
              ダニが大量寄生している時は、全身の毛を刈ると完治が早くなります。


              内分泌性皮膚炎


              副腎皮質機能亢進症では皮膚の菲薄化(皮膚の表皮、真皮部分が病的に薄くなること)、色素沈着、脱毛がみられ、甲状腺機能亢進症では脱毛、皮膚の肥厚の形成、性ホルモンの分泌過剰(セルトリ細胞腫、精巣腫瘍のひとつなど)では脱毛、色素沈着、脂漏性の皮膚炎がみられます。
              また、甲状腺機能低下症では黒色表皮肥厚症や脱毛がみられ、性ホルモンの分泌減少でも脱毛がみられます。
              特定の部位に脱毛が限局することがありますが、その発生部位から原因となっているホルモンとその異常を推測できることもあります。
              たとえば副腎皮質ホルモンの分泌亢進や成長ホルモンの分泌低下では、体幹が広範にわたって脱毛しますが、部位や四肢の被毛は脱毛しにくいです。
              性ホルモンの分泌異常では、しばしば生殖器や肛門周辺に脱毛が集中します。
              さらに甲状腺機能低下「分泌減少」に伴う脱毛は左右対称性の場合が多く、被毛は容易に抜け落ちます。
              また、副腎皮質機能亢進症「クッシング症候群」でも体幹の左右対称性脱毛がみられます。
              このように脱毛の症状を正確に把握することはその原因を明らかにするために重要です

              【原因】
              分泌量の過不足により皮膚炎をおこすホルモンには、副腎皮質ホルモン(分泌過剰)、甲状腺ホルモン(分泌減少)、性ホルモン(分泌過剰と減少)、成長ホルモン(分泌減少)などがあげられます。

              【特徴】
              内分泌性皮膚炎は4、5才以上の犬に発症が多いようです。
              初期症状としては脱毛、色素沈着などがみられますが、痒みの認められることはほとんどありません。


              乳腺腫瘍


              犬の乳腺腫瘍は、犬の各種腫瘍のうち皮膚腫瘍についで二番目に発生の多い腫瘍です。
              この乳腺腫瘍の病理組織学的検査統計によると、全乳腺腫瘍例の50%以上は良性といわれてます。
              犬の乳腺は5~7対ありますが、同一の乳腺組織内に複数の異なった種類の腫瘍が発生したり、それぞれの乳腺組織に違う種類の腫瘍が同時期に、あるいは時期をずらして発生することがあります。

              【症状】
              乳腺腫瘍の特徴は、乳腺組織にいわゆる「しこり」がみられることです。
              この「しこり」の大きさはさまざまであり、これが硬い場合もあまり硬くない場合もあります。
              良性腫瘍の場合は特徴的な症状はなく痛みも伴わないが、乳頭孔(にゅうとうこう)から血様の分泌物や膿を出す場合があります。
              悪性腫瘍の場合は「しこり」の部分が熱をもったり、皮膚表面の壊死(えし)や自壊(じかい)、自壊部分からの出血、またリンパ節や肺、肝臓その他の胸腔・胸腔内臓器に転移すると多様な臨床症状をあらわします。
              なお、腫瘍の発育は、2、3ヶ月に急速に大きくなるものや、数年かかって大きくなるものまでさまざまです。

              【原因】
              はっきりした原因は不明ですが、その発生にはエストロゲン、プロゲステロンなど女性ホルモンとの関係が示唆されています。
              またその他の内分泌系、たとえば脳下垂体から成長ホルモンや黄色ホルモンなどの影響も推測されています。
              悪性の乳腺腫瘍「乳腺ガン」については、最近のがんに関する研究の進歩から遺伝子の異常によってひきおこされることがわかってきています。

              【特徴】
              乳腺腫瘍は雌犬だけに発生すると思われがちですが、雄犬にも発生します。
              腫瘍の好発年齢は8~10歳齢ですが、若齢犬にもみられます。
              犬に発生する乳腺腫瘍の約半数はエストロゲンとの密接な関係が示唆されていることから、初回発情前に避妊手術をすると乳腺腫瘍の発生率が低下するといわれています。

              【対策】
              犬の乳腺腫瘍の種類、発生部位、発生時期はさまざまですが、もし乳腺に「しこり」を認めた場合には早期に獣医師の診断を受ける必要があります。
              摘出した腫瘍組織の病理組織学的検査により、良性、あるいは悪性の確定診断が行なわれるので、予後についての対応を相談しておきましょう。


              膿皮症


              脇の下や指の間などの柔らかい部分に多く発生します。
              最初は皮膚が赤くなる程度ですが、進行すると膿が生じ、痒みがひどくなります。
              犬の皮膚病で比較的多い病気です。
              皮膚で化膿性細菌の繁殖が起こり、化膿して強い痒みが起こります。
              通常皮膚には多くの細菌が存在しますが、免疫力の低下などに伴って皮膚の抵抗力が落ちると、細菌が異常繁殖してしまいます。

              上唇がたれ下がって下唇をおおう犬種[セッター、コッカースパニエル]には下唇部に口唇性膿皮症が発生しやすく、ブルドック、ペキニーズ、パグなど鼻と眼の間に深いひだをもつ種類では顔に膿皮症(顔面性膿皮症)が発生しやすく、結膜炎を併発することが多いです。

              【治療】
              患部周囲の毛を刈り、薬用シャンプーで洗い、患部に抗生物質の軟膏を塗ります。
              症状がひどい場合は、抗生物質の飲み薬も同時に投与します。


              ノカルジア症

              ノカルジア属の細菌感染による皮膚疾患です。
              皮膚や皮下に化膿性あるいは肉芽腫性病巣を形成します。
              一方、このような皮膚感染型とは別に全身性の感染があると、肺や中枢神経が障害されてジステンバー様の症状を呈します。


              白癬

              皮膚の抵抗力の弱い時などに発症する病気で、円形の脱毛と皮膚が赤く腫れるのが特徴です。
              かゆみはほとんどありません。
              この病気は人間にも移るので犬には触れないようにしましょう。
              カビの一種である白癬菌が感染しておこります。
              皮膚病をおこす菌は土のなかにいるものもあり、土の上で生活したり穴掘りが好きな犬におこりやすいです。
              体の抵抗力が低下したときなどでもおこります。


              皮膚炎の進行過程

              皮膚炎の進行過程は、

              /身乕縮未量唳抃豐匹粒板イ砲茲衄乕罎赤色を呈する紅斑
              ⊃身蘰發良蘯陲蛤挧浸潤により皮膚が隆起する丘疹
              I蘯陲強まり表皮内に漿液のたまった小水疱
              て鷦ヾ鏡をおこして膿がたまった膿疱
              ド夙蕕ただれ湿潤したびらん
              痂皮(かさぶた)
              落屑
              ┗蠑匹慢性化して湿潤傾向が軽減し
              皮膚の増生
              肥厚
              不全角化の認められる苔癬化(たいせんか)
              治癒

              という過程を経過するが、これらのさまざまな状態を同時に示すことが多いです。



              皮膚腫瘍


              犬の皮膚腫瘍のあるものはウイルス感染や日光の紫外線に起因して発生することが知られています。
              とくに白色の被毛の犬種では紫外線に起因して扁平上皮がんや黒色腫が発生します。
              しかし、正確な原因については不明です。

              【症状】
              外見上では、皮膚にしこりができるのが、共通した症状です。
              ただし、肉眼ではその判別は難しく、また、皮膚病や外傷との区別がつきにくい場合もあるので、皮膚にしこりをみつけた時は、必ず獣医師の診察を受けるようにしてください。
              皮膚や皮下にできる腫瘍で、乳腺の腫瘍に次いで発生が多い腫瘍です。
              皮膚の腫瘍には、良性のものと悪性のものとがあります。
              良性のものには腺腫、脂肪腫、上皮腫などがあり、悪性のものには肥満細胞の腫瘍、腺癌、扁平上皮癌などがあります。

              【診断】
              皮膚腫瘍は飼い主が犬をなでたり、毛づくろいをする際に「しこり」として触れたり目にふれやすいです。
              腫瘤として体表に盛りあがってる場合は容易に発見できますが、長毛の犬や皮下組織など深部の腫瘍などでは発見が遅れることが多いです。
              また腫瘍は別の腫瘤(化膿性疾患、外傷など)との区分も大切です。

              【治療】
              早期の腫瘍なら、周囲の健康な部分ごと摘出することでほとんど完治します。
              腫瘍が大きくなっていたり、ほかの場所に転移している場合は、抗ガン剤などを併用することもあります。
              皮膚の腫瘍は、注意していれば比較的みつけやすいものです。
              手入れの時などに全身の皮膚をくまなく触り、しこりがないかどうか調べてあげましょう。
              みつけた場合は早めに病院で診察を受けてください。


              肛門周囲線腫

              犬における器官別の腫瘍発生率のもっとも高いものは皮膚腫瘍で、皮膚腫瘍は乳頭腫などの良性のものから、扁平上皮がん、黒色腫(メラノーマ)などの悪性で転移しやすいものまで多様です。
              また、犬特有の皮膚腫瘍として、肛門周囲や尾のつけ根および包皮の外側の皮下に散在する肛門周囲線の腫瘍があります。


              皮膚の機能

              皮膚の機能には、外的環境から生体を防護する、水分・電解質などの喪失を防ぎ生体の内的環境を維持すること、体温を調節することなどがあげられます。
              また、汗腺や脂腺による分泌・排泄機能、知覚神経による触覚、痛覚、痒覚などの感覚器官としての機能、毛や爪などの産生器官としての機能、ビタミンDの産生など種々の機能を示します。

               



              皮膚の病気

              2016.01.18 Monday
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                JUGEMテーマ:わんこ

                .曠襯皀鶲枉錣砲茲詒乕翩

                左右対称に脱毛が起き、痒みはありません。
                甲状腺機能低下や副腎皮質機能亢進などホルモンの代謝異常のため起こります。
                【治療】
                ホルモン療法をします。


                ⊆疥癬・ミミヒゼンダニ

                体長0.3mmほどのミミヒゼンダニの寄生によっておこります。
                ダニは皮膚を穿孔することなく、皮膚表面の痂皮やリンパ液を摂取します。
                犬は耳を非常に痒がり、さかんに耳をかいたり、頭を振ったりします。
                耳道内には黒いロウ状の耳垢がみられます。
                重症例では炎症が内耳に波及し、斜頚や旋回運動のような前庭障害を呈することもあります。


                L喨饕郛鼻Ε▲ロス・ニキビダニ

                生後4~9ヶ月頃の子犬におおくみられる病気です。
                ほとんどは子犬が授乳中に母犬から感染するため、口や目のまわりなどから症状が出て、
                赤みをおびて脱毛します。
                脱毛した部分は徐々にひろがってニキビ状の膿疱ができて皮膚がただれてきます。
                ひどくなってくると患部が化膿して、かゆみがでてきます。
                毛包虫(ニキビダニ)の寄生が原因です。
                このダニは多くの健康犬にも少数存在しますが、多数の虫体が寄生増殖すると発症します。
                発症には免疫力や抵抗力の低下、遺伝のほか年齢、栄養状態、ストレス、
                発情などが関連していると報告されています。


                ね椎性膿痂疹(ようねんせいのうかしん)

                幼犬(3~4ヶ月齢)の皮膚面に好んで発生する白色ブドウ球菌による皮膚感染症です。
                幼犬の無毛または短毛の柔軟な皮膚面、とくに下腹部や内股部に好発する表在性膿疱で、点状紅斑を生じ小水疱を形成します。
                親犬が本症を示す子犬をなめまわして全身性となることもあります。


                 


                寄生虫による病気

                2016.01.19 Tuesday
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                  JUGEMテーマ:わんこ

                  _鹵郛


                  子犬に多数の回虫が寄生していると元気消失、下痢、嘔吐、発育状態が悪いなどの全身症状がみられ、腹部がはった感じになってきます。
                  重症の場合は神経症状を起こして死亡することもあります。
                  また、妊娠している犬が感染すると胎盤を通して胎児に感染することもあり、生まれた子犬が死亡することもあります。

                  イヌ回虫、またはイヌ小回虫が原因です。
                  寄生虫がいる犬の糞便の中にある虫卵を、ほかの犬が口に入れることで感染します。
                  また、イヌ回虫は、母親から胎盤を通して子虫が子犬へと移行することもあります。
                  イヌ回虫は多くの犬に寄生しています。

                  【治療・予防】
                  駆虫薬を投与します。症状が重い場合は下痢止めなどの対症療法も併用します。
                  便はすみやかに処理するようにしましょう。ほかの犬の糞便に近づけないようにして下さい。
                  定期的に糞便検査を受けると良いでしょう。

                  回虫(トキソカラ症)
                  5cm-12cmぐらいの白い線状の虫で、普通は腸内に寄生します。
                  伝染経路は、母親の胎盤を通して生まれる前に感染するケースと感染動物の糞の中に卵が排出され、それを飲み込んで感染するケースがあります。
                  回虫の卵は生命力が旺盛で、長期間、土の中で生きていられるので、感染動物が排便する場所などに気を付けましょう。
                  また、子犬を購入したらまず検便をする必要があります。
                  回虫のいる子犬は、食欲旺盛で体はやせてお腹だけが大きく、症状は嘔吐、下痢、粘便で、貧血で歯ぐきや舌が白くなっています。


                  鉤虫症(こうちゅうしょう)


                  成犬は軽症ですむ場合もありますが、子犬や幼犬が感染すると重症で死亡する場合もあります。
                  胎盤や授乳で感染した「甚急性鉤虫症」の場合は生後1週間ほどで発症し、下痢と貧血を起こして急死します。
                  急性の場合は食欲不振と粘血便がみられ、貧血も起こります。
                  また、特徴的な症状がほとんどない「慢性型」もあります。

                  イヌ鉤虫が原因です。糞便とともに排泄された虫卵がふ化し、口または皮膚から犬の体内に入ります。
                  母犬の胎盤や乳汁からの感染もあります。

                  ■鉤虫(十二指腸虫)
                  鉤虫は1cm-2cmぐらいの小さな虫ですが、吸う血の量は多いです。
                  腸内に寄生した数が多いと貧血状態になり、出血便・粘便などをするようになります。
                  この寄生虫は、健康な犬の足の裏からも侵入してきます。


                  【治療・予防】
                  駆虫薬を投与します。貧血がひどい場合は輸血や輸液も行います。
                  犬の糞便はすみやかに処理するようにしましょう。ほかの犬の糞便にも近づけないようにして下さい。
                  定期的に糞便検査を受けると良いでしょう。
                  特に胎盤感染を防ぐために、交配させる前には、便の検査を受けましょう。
                  定期的に駆虫薬を与えるのもよい方法です。


                  コクシジウム症(こくしじうむしょう)


                  腸の粘膜が傷つくので、下痢をくりかえし、血便や粘血便が特徴です。
                  下痢のため、脱水、体力低下がみられます。
                  細菌などの二次感染を起こしやすく、子犬は特に注意が必要です。

                  コクシジウムという原虫が原因です。
                  糞便とともに排泄された、オーシストと呼ばれる段階のコクシジウムを口に入れることによって感染します。
                  十二指腸の腸管細胞内で繁殖するため、腸内の細胞が破壊されてしまいます。

                  【治療・予防】
                  駆虫薬を使ってコクシジウムを駆除します。定期的に糞便検査を行いましょう。


                  ぞ鮹遏Ε汽淵醒遏覆犬腓Δ舛紊ΑΔ気覆世爐掘

                  条虫は30cm以上の紙テープ状平たい形状をしています。
                  小腸に寄生し頭部は腸管を咬んでいて、尻尾は肛門の側にあります。
                  成熟すると肛門から卵を含んだ節が排泄されて、その卵をノミ・シラミなどが食べ、それを体内に入れることで感染します。
                  したがって、ノミ・シラミなどを発生させなければ感染することは少ないです。


                  ゥ丱戰轡⊂

                  マダニを媒介にして、バベシア原虫が原因で起こる病気です。
                  バベシア原虫は犬の赤血球に寄生し、赤血球を破壊するため、感染すると重度の貧血に陥ります。
                  発熱や黄疸、尿が褐色になったり、腹部が張ったりすることもあります。

                  感染している犬にマダニが寄生した時、血液に含まれるバベシア原虫がマダニの身体に入り、そのマダニが別の犬に寄生した時、バベシア原虫の感染が起こります。

                  【治療・予防】
                  バベシア原虫に効果がある抗原虫剤で原虫を駆虫すると同時に、貧血に対する薬物療法を併用します。
                  また、犬の皮膚に付着しているマダニをつぶさないようピンセットでつまみ取って駆除します。
                  マダニは草木の多い地域に多く生息するため、山野付近に出入りしないよう、また、家が山野に近い場合や、山野に出かけた時は、犬に付着したマダニを駆除する薬や感染予防薬を定期的に利用しましょう。


                  κ榁郛鼻覆戮鵑舛紊Δ靴腓Α


                  鞭のような形をしたイヌ鞭虫が原因です。
                  外界に排泄された虫卵が口から摂取されて感染します。
                  少ししか寄生していない場合は、ほとんど症状はみられません。
                  寄生数が多いと軟便や下痢などの消化器症状がみられます。

                  【治療・予防】
                  駆虫薬の投与を行います。定期的に糞便検査を行いましょう。
                  鞭虫は、盲腸や結腸などから血を吸います。出血を伴った慢性的な下痢などをするようになります。


                   



                  目の病気

                  2016.01.19 Tuesday
                  0
                    JUGEMテーマ:わんこ

                    ヾ竄霸蝓覆んけんえん)

                    目のまわりの毛が抜けて赤く腫れます。
                    炎症が進んでくると湿疹ができて化膿することもあります。
                    わんこはかゆがったり痛がったりして前足でさわってしまったり目をぱちぱちします。
                    また、放っておくと慢性化して直りにくくなってしまいます。
                    まぶたのまわりの皮膚炎が原因でおこります。
                    アレルギー性の皮膚疾患、細菌、真菌、寄生虫などによる皮膚病、外傷などが原因です。
                    そのほかに結膜炎や角膜炎などの二次的な症状としておこる場合もあります。


                    角膜炎(かくまくえん)


                    角膜炎になると激しい痛みを伴います。
                    そのため、犬はまぶたを何回もパチパチしたり、前足で目をこすったりします。
                    涙がたくさん出たり、こすりすぎて目が腫れることもあります。
                    症状が軽い時は痒み程度でおさまりますが、中等度になると角膜が白く濁り、重傷になると白く濁った角膜が盛り上がり、まわりにこれまでになかった血管がみえます。

                    角膜に炎症が起きるのが、角膜炎です。
                    角膜は目の表面を被っている膜です。
                    角膜炎になる原因は結膜炎とほぼ同じで、目を強くこすったり、目に毛が入ったり、細菌やウイルスに感染したり、シャンプーなどの化学薬品の刺激、アレルギーなどです。
                    両目とも感染している場合は、細菌やウイルスの感染や、アレルギー、代謝障害などが考えられます。
                    また犬伝染性肝炎にかかると、ブルーアイという角膜が青白く染まったような状態になります。

                    【治療】
                    原因となるものを、まず取り除きましょう。
                    毛が原因なら毛を、シャンプーなどの目に入ったものが原因ならよく洗い流しましょう。
                    ウイルス(犬ジステンパーウイルスなど)や細菌感染が原因の場合は、抗生物質入りの目薬や眼軟膏などで治療します。


                    3冕貭掾隋覆くまくしゅよう)


                    一般に流涙、羞明(しゅうめい、まぶしがること)、眼瞼痙攣などがみられます。
                    また、結膜炎の併発や角膜混濁(透明度の消失)、あるいは角膜の血管新生などが生じます。

                    角膜の炎症が進行し、角膜上皮下から角膜固有層にまで及ぶと浸潤した組織が壊死して、潰瘍化します。
                    また先の鋭い器物などによる穿孔(せんこう)で角膜の一部が欠損し、その部位の組織が壊死して潰瘍化します。


                    こ冕貲輓ァ覆くまくはくり)


                    剥離の範囲によって異なりますが、一般的には病状の進行した状態になってから飼い主が気づくため、視力の喪失している場合が多いです。
                    神経網膜が網膜の色素上皮層ではがれた状態を表します。
                    網膜性不全など先天性の奇形に伴うことが多いです。
                    また炎症(ブドウ膜炎などに伴う網膜下の漿液の蓄積による)、眼内炎(硝子体炎・出血などの治癒機転に伴って網膜が内側にひっぱられる)、腫瘍などによる局所的な圧迫、外傷などによって網膜剥離がおきます。


                    コ冕賣傷(かくまくれっしょう)


                    角膜の表面に傷がついた状態です。
                    浅ければ角膜炎とよく似た症状ですが、深い傷になると傷口が塞がりにくいために眼球内容物が出てきます。
                    その内容物である眼房水というものが流れ出して眼圧を保てなくなるために角膜がゆがんでしまったりひどくなると虹彩が飛び出ることもあります。
                    多くは犬同士のけんかによるものです。
                    ほかに交通事故、角膜炎や角膜潰瘍がひどくなったためにおこります。


                    Υダ角結膜炎(かんせいかくけつまくえん)

                    涙が不足したために目の表面が乾いて角膜と結膜に炎症がおこります。
                    それが長く続くと角膜は透明度がなくなって結膜は赤く腫れます。
                    そしてさらに結膜から多くの目やにが出て角膜に穴が開いたりまぶたがくっついてしまうといった症状がでてきます。
                    原因の確定は難しいですが、涙腺の先天的な欠如、犬ジステンパーウイルス感染による涙腺の機能障害、低血糖、てんかん、ホルモンの欠乏などさまざま要因で起こります。


                    Т禝綯出(がんきゅうだっしゅつ)

                    眼球がまぶたのそとに飛び出した状態です。
                    眼球に引っ張られてまぶたや結膜から液が出たり浮腫ができます。
                    放っておくと眼球の表面が乾燥したり眼球全体が化膿することもあります。
                    徐々に飛び出すものは膿瘍や腫瘍などによるものですが、多くは犬同士のけんかや交通事故による頭部の圧迫が原因です。


                    ┫竄朿鞍拭覆んけんがいはん)

                    まぶたの内側の涙腺や結膜が常に空気に当たっているために乾燥して細菌などの抵抗力が弱くなってしまいます。
                    目やにや涙が出て、しょっちゅう目を気にする動作を繰り返します。
                    結膜炎や角膜炎を併発することも多くなります。
                    眼瞼内反の逆まぶた(特に下まぶた)が外側にめくれるためにおこります。
                    顔の皮膚がたるんでいる犬に多い症状です。
                    外傷や結膜炎などが原因になることもあります。


                    眼瞼内反・逆まつげ(がんけんないはん・さかまつげ)


                    まぶたが内側に入り込んでしまう状態を、眼瞼内反と呼びます。
                    先天的な異常による場合が多いですが、重度の結膜炎や外傷などで発症することもあります。
                    まつ毛が目を刺激して傷つけ、結膜や角膜の炎症をひき起こすことがあります。
                    内反の度合いが軽い場合は、目が赤くなったり、目やにや涙の量が増えたり、まぶたが痙攣したり軽い結膜炎程度の症状が出ます。常にまつ毛が角膜の表面をこすってしまうために痛みや不快感があります。
                    かゆみがあるので目をこすって涙や目やにが出たりまぶしそうに目をしょぼしょぼさせたりします。
                    進行すると、慢性的な結膜炎や角膜炎をくりかえすことになります。

                    【治療】
                    軽度の内反なら刺激しているまつ毛を抜いてから炎症を治療すれば、症状が軽くなることがあります。
                    重度の場合はまぶたの形を整える手術が必要で、形が整ってから炎症の治療を行います。
                    子犬の時から症状が現れるので、目やにや涙が多かったり、犬が目を気にしてこすることが多い場合は、早めに動物病院で診断を受けましょう。


                    強膜コロボーマ(きょうまくころぼーま)

                    眼球のいちばん上の強膜は白眼の部分を構成しますが、この強膜が部分的に欠損した状態のことをいいます。
                    とくにコリーとシェットランドシープドックに発生する眼底所見が有名です。
                    この病気は遺伝的で、症状はまったく無症状で症状の固定されるものから、視神経乳頭の欠損を伴うものがあり、このような場合には網膜剥離をおこして失明することがあります。


                    結膜炎(けつまくえん)


                    まぶたのあたりを触ると痛がったり、痒がったりします。
                    まぶたの内側が充血して涙や目やにがでます。
                    瞼のまわりがかゆくなり、前足で目のあたりをしきりにこすってしまうと、腫れ上がります。
                    目やに、充血、疼痛(とうつう)、流涙、浮腫(ふしゅ)などが見られます。
                    目の病気だけの場合と、全身性の病気のひとつの症状としておこる場合とがあります。
                    結膜は、まぶたの裏側にある膜です。
                    この部分に炎症が起きるのが結膜炎です。
                    犬の目の病気で一番起きやすい病気です。
                    目を強くこすったり、目に毛が入ったり、細菌やウイルス感染、シャンプーなどの化学薬品による刺激、アレルギーなどでひき起こされます。
                    両目ともに感染している場合は、細菌やウイルスの感染や、アレルギーが考えられます。

                    【治療】
                    原因が何なのかをまずつきとめましょう。
                    毛が入っている場合は、毛を抜きます。
                    細菌やウイルスの感染が原因の場合は、抗生物質の目薬や眼軟膏で治療をします。
                    シャンプーなど化学薬品が原因なら、まず、目の洗浄が必要です。
                    痒みのために目をこすりすぎる場合は、エリザベスカラーをつけてこすったりかいたりすることを防止します。

                     



                    目の病気

                    2016.01.19 Tuesday
                    0
                      JUGEMテーマ:わんこ

                      $芭骸陝覆気鵑蠅紊Δ靴紂

                      眼瞼の皮下に球状のこりこりしたものが触れます。
                      放っておいて吸収されるものと大きくなって破れる場合があります。
                      患部が赤くなって腫れ、浮腫、流涙を伴うために目をこすったりし、脱毛します。
                      マイボーム腺という脂腺の慢性肉芽性炎症で眼板腺の分泌物の貯留が原因でおこります。
                      貯留物を完全に除去することが必要です。


                      ⊇嵋賚出症・チェリーアイ(しゅんまくろしゅつしょう・ちぇりーあい)

                      両目の内側のほうのまぶたと眼球の間に見える膜状の組織が瞬膜です。
                      それが目頭から外に突き出して赤く腫れます。
                      それがチェリーに似ているので一般に『チェリーアイ』と呼びます。
                      目頭に不快感があるために目をこすってしまって結膜炎や角膜炎をおこすことがあります。
                      ほとんどが先天的な瞬膜の異常によるものです。


                      b面嗟霎症・睫毛重生症(しょうもうらんせいしょう・しょうもうじゅうせいしょう)

                      睫毛「まつげ」が異常に発生し、角膜に向かって異常な角度で接すると、つねに角膜を物理的に刺激します。
                      その結果、疼痛や流涙過多をひきおこし、慢性化すると角膜上皮の剥離が生じ角膜炎や角膜潰瘍の原因になります。
                      トイプードル、ペキニーズ、イングリッシュブルドッグなどによくみられます。


                      た聞埓網膜萎縮(しんこうせいもうまくいしゅく)


                      先天性(原発性)網膜症と後天性網膜症に分類され、前者はび慢性(広汎性)進行性網膜萎縮と中心性進行性網膜萎縮に、後者は栄養性、外傷性、炎症性網膜萎縮などに大別されます。
                      び慢性進行性網膜萎縮では、初期には桿体(かんたい)の変性による夜間の視力障害が主で、病状の進行に伴う錐体(すいたい)の変性により、昼夜間ともに視力障害・喪失を呈するようになります。
                      また、瞳孔(どうこう)の散大、白内障などが観察されることもあります。
                      中心性進行性網膜萎縮では視力障害の程度は軽く、辺縁部の網膜は残存するため、視力は維持される場合が多いです。

                      アイリッシュセッター、ラブラドールレトリーバー、ミニチュアプードルなどに多いようです。
                      び慢性進行性網膜萎縮は広汎な網膜変性の認められるもので、中心性進行性網膜萎縮は狩猟犬や使役犬に多いとされています。
                      色素上皮の変性を伴うことが多いですが、基本的には同一の疾患と考えられます。


                      タ聞埓網膜萎縮/網膜剥離(しんこうせいもうまくいしゅく・もうまくはくり)

                      進行性網膜萎縮や網膜剥離などの網膜の疾患は、結膜炎あるいは角膜炎など他のさまざまな眼疾患と比較して、その発症頻度は高いものででありませんが、視力の低下あるいは進行した場合には視力の喪失(盲目)をひきおこす重要な疾患です。
                      視力の低下や喪失は飼い主にとっても多大な負担を強いることとなるため、これらの疾患は注意を要します。
                      進行性網膜萎縮は光受容器障害を伴った網膜の変性(変性性網膜症)により、網膜が萎縮する症候群のひとつで、その多くは遺伝性です。
                      一方、網膜剥離はさまざまな原因により神経細胞などの存在する神経網膜が、色素上皮層から剥離(はがれた)した状態です。


                      深層性角膜炎(しんそうせいかくまくえん)

                      表層性角膜炎に対して角膜の深層、深部におこる炎症をいいます。

                       



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