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心・血管系の病気

2016.01.18 Monday
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    JUGEMテーマ:わんこ

    ^性リンパ腫


    いずれの場合も特徴的な臨床症状はありませんが、多中心型では飼い主がリンパ節の腫大に気づくことが多いようです。
    また嗜眠(しみん)、体重減少や食欲不振が認められます。
    身体検査では肝臓や脾臓の腫大を伴うことも、伴わないこともありますが、痛みを伴わない全身のリンパ節腫大が認められます。
    前縦隔型では、呼吸困難、頻呼吸、発咳やチアノーゼが観察されることが多いです。
    また消化器型では嘔吐、下痢、食欲不振や体重減少が認められ、さらに消化器通過障害や腹膜炎が観察されることもあります。
    その他、皮膚、眼、腎臓などに病変が認められることもあります。
    診断は血液検査、X線検査、超音波検査所見などに基づいて行われますが、胸水や腹水中の細胞診あるいはリンパ節生険などが必要となります。

    悪性リンパ腫は病変の解剖学的な位置から多中心型、前縦隔型(ぜんじゅうかくがた)、消化器型、皮膚型に大別されます。このうち犬では多中心型が症例の80%以上を占めます。
    本症の原因は明らかではありませんが、ボクサー、セントバーナード、ラブラドールレトリバーなどの犬種に発症頻度が高いため、遺伝的素因が推測されます。
    また好発年齢は6~12才の壮齢から老齢の犬に多いです。


    △Δ歎貔心筋症

    ウイルス感染、甲状腺機能亢進症、ビタミンE2の不足、遺伝的要素が考えられます。
    比較的大型の犬種ドーベルマン、グレートデーン、ブルドッグ、エアデールテリアなどに突発的な発咳(はつがい)と呼吸困難、胸水や腹水の貯留、運動拒否、食欲不振などがみられます。


    うっ血性心不全(うっけつせいしんふぜん)

    心不全とは心臓から全身の諸臓器、組織に十分な血液量が循環されなくなった状態です。
    すなわち左心不全では肺静脈と肺、これに引き続いておこる右心不全では、全身の静脈系に静脈血が充満して、多くの障害をひきおこします。
    心不全の原因は、あらゆる心疾患が進行して生じるものと周囲の疾患により生じる二次的なものにわけられます。


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    本症は灰色や銀灰色の被毛をもつコリー種に発生する遺伝性疾患で、末梢血中の白血球の減少期には好中球がほとんど消失してしまいます。
    好中球は感染防御に重要な役割をもっているため、このような状態は感染症に対して無防備となります。
    この好中球減少期に発熱、歯肉炎、口内炎、腸炎、肺炎などを併発し敗血症により死亡するものが多く、生後1歳齢までにほとんどが死亡します。


    シ貍板減少症

    口や鼻などの粘膜や皮下に出血斑があらわれます。
    また、吐血や下血、血尿などの症状がでる場合もあって、出血がひどいときには貧血になることもあります。
    白血病やウイルスの感染などによっておこる続発性のものと、原発性のものがあります。
    その原発性の特発性血小板減少性紫斑病というのは血小板自己抗体による自己免疫性の病気です。


    高脂血症


    血液のなかの脂質が増えて、血清が乳濁する状態になります。
    一般的に食後数時間は高脂血症になることがありますが、これは一過性のものです。
    継続的に高脂血症があらわれる場合は要注意です。
    さまざまなホルモン失調や肝臓、腎臓などの病気で高脂血症になりやすくなるそうです。

    脂肪が多い食事や運動不足による肥満が原因になります。
    そして脂質の調節障害をおこす糖尿病や甲状腺機能低下症、副腎皮質機能亢進症などのホルモンの病気によっておこることもあるそうです。


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    犬糸状虫(フィラリア)の三尖弁口部への陥入、三尖弁腱索へのてん絡や右心室拡大に伴う三尖弁口の開大などにより発症します。
    三尖弁の閉鎖不全は右心房と右心室の血液うっ滞を生じさせ、肝臓や腎臓への血流量が低下するため、うっ血性心不全の状態が現れます。


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    激しい咳や呼吸困難などの症状が出ます。
    重症になると四肢に浮腫が出たり、腹水がたまるという症状もでます。
    原因は分かりませんが、筋肉が弱まって、心臓がうまく動かなくなるものです。


    心室中隔欠損症(しんしつちゅうかくけっそんしょう)

    生後6ヶ月頃から咳や呼吸困難などの症状が出てきます。
    心臓の穴が小さい場合は症状がはっきりとあらわれないことが多いそうです。
    他の呼吸器の病気にもかかりやすくなります。
    先天的に右心室と左心室の間の壁に穴が開いていることが原因です。


    心内膜炎

    黄色ブドウ球菌などの細菌が感染して心内膜や弁膜、腱索に閉鎖不全を生じ、最終的には心不全へ進みます。
    また、炎症部から剥離(はくり)する増殖片によって腎臓や肺の塞栓(そくせん)病変をおこします。


    心不全


    症状は、心不全が右心不全か左心不全かで異なります。
    左心不全の場合は、左心に肺からの血液がたまってしまい、肺水腫、呼吸困難が起きます。
    右心不全の場合は、肺へ血液を送ることができなくなり、右心に血液がたまり、腹水やむくみが現れます。
    心不全の多くは「慢性心不全」で、原因はさまざまです。
    心臓のまわりの血管の異常、弁の異常、心筋の異常、フィラリア症も心不全の原因になります。

    【治療】
    心臓の働きをよくする強心薬やむくみを取るための利尿剤が投与されます。
    肺水腫を解消するためには肺の血管を広げる薬、呼吸困難には気管支拡張剤を投与します。
    心臓に負担をかけないように運動を制限し、食餌の水分と塩分を減らします。
    心不全用の処方食を利用するのもおすすめです。


    心房中隔欠損症(しんぼうちゅうかくけっそんしょう)

    軽い呼吸困難をおこします。
    先天的に右心房と左心房の間に穴が開いていることが原因です。


    先天性心疾患


    先天性心疾患には多くの種類がありますが、臨床症状は心奇形の程度によって左右されます。
    まったく症状を示さずに通常の生活に支障をきたさない例から、生後まもなく重篤な症状に陥る例などが認められます。
    プードル、シェットランドシープドック、イングリッシュブルドック、フォックステリア、柴犬などの犬種に多くみられ、本症の発生率は1000頭に1頭の割であるとされています。

    【原因】
    心奇形とは生まれたときにすでに心臓に解剖的な異常を持っている心臓をいい、その原因には遺伝性、あるいは妊娠中になんらかの原因で心臓の発育に異常が生じた場合が考えられます。
    いろいろな心奇形が原因となって種々の障害を生じることになります。

    【症状】
    先天性心疾患の臨床症状は、心奇形の種類および程度によって異なります。
    心疾患のうち、血液が左心系から右心系に移行例を左右短絡性心疾患とよびますが、臨床症状の発現は欠損孔(けっそんこう)の大きさ、あるいは開存している動脈管の太さに左右されます。
    通常は左心負荷による左心不全の症状がみられますが、大きな欠損孔あるいは太い動脈管の場合は、浮腫(ふしゅ)腹水などの右心不全の症状が加わります。
    これに対し右左短絡性心疾患の代表的な心奇形とされているファロー四徴症は、大きな心室中隔欠損孔と肺動脈峡窄により右心室の圧が上昇して静脈血が直接大動脈に移行します。
    したがってチアノーゼ、呼吸速迫、運動不耐性が認められます。
    一方、大動脈狭窄症および肺動脈狭窄症は、心室からの出口が狭窄しているために左心室あるいは右心室の圧が上昇し、結果的に左心不全あるいは右心不全を招来させるが、とくに前者は臨床症状を現さず、急に死亡場合がみられます。
    後者では、腹水、あるいは浮腫などの特徴的な右心不全の症状を現します。

    【予後】
    先天性心疾患の予後を決定づける要素は、心奇形の程度です。
    たとえば心室中隔欠損症では、欠損孔の大きさにより心雑音のみで他の臨床症状を示さない例も多く見られます。
    一般に小さな欠損孔の場合、予後は良好です。


     



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