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皮膚の病気

2016.01.18 Monday
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    JUGEMテーマ:わんこ

    〇蚣馨


    皮脂腺からの分泌が異常増加して、皮膚や披毛がべたつくようになるのが「脂性型」。
    皮脂の分泌が少なくなって皮膚の乾燥が進み、カサカサになるのが「乾性型」です。
    皮脂腺の分泌の異常による病気で、内分泌系の異常や、寄生虫感染、栄養不足、アレルギーなどが原因となります。

    【治療・予防】
    「脂性型」は、皮脂のベタベタをとる抗脂漏シャンプーで薬浴します。
    脂肪酸製剤などの飲薬も効果があります。
    「乾性型」は、フケがでる場合は保湿効果のあるシャンプーや、ビタミンA剤などの飲薬を用います。
    食餌の栄養バランスに気をつけましょう。


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    痒みを伴った膨疹(紅斑と浮腫)が発作性に発現し、短時間で消失するものを蕁麻疹と呼びます。
    アレルギー性のものと非アレルギー性(物理化学的刺激など)のものがあります。
    アレルゲンとしては、食餌(魚介類など)、薬物などがあり、非アレルギー性のものには湿度、日光などが原因となります。
    皮膚の真皮の浮腫が生じるために、皮膚面が一部、境界鮮明に偏平にもりあがる状態です。
    血液の血漿成分が皮膚表面に流入するために起こります。人でも起こる赤く広がる状態です。


    スタッドテイル

    犬は尾の背線に沿って脂腺やアポクリン汗腺が多く分布します。
    そのためこの部分に皮脂などの分泌物が多量に蓄積したり、被毛がたまったりします。
    これが刺激となって細菌感染があると皮膚炎がおこります。
    また分泌腺自体の感染も生じるため一度発症すると慢性的で難治性となることが多いです。
    落屑、痂皮、びらんなどがみられます。


    ち歓叛紅斑性狼瘡(ぜんしんせいこうはんせいろうそう)

    遺伝的素因とウイルス・紫外線・薬剤などの外因が考えられますが、原因は不明です。
    本症は多種多様な自己抗体が持続的に出現し、全身性ないし多発性の多様な皮膚病変「脂漏性、水疱性、びらんなど」、発熱、関節炎、タンパク尿、貧血などの症状を示します。
    きわめて複雑な難病です。


    ッμ咯

    脱毛は季節に変わり目などにおこる生理的なものと、病的なものがあります。
    病的なものとしては部分的に脱毛してしまうものと体全体に脱毛してしまうものとがあって
    地肌が見えて皮膚の色が赤や黒に変色します。
    それと同時に悪臭やかゆみもおこります。
    また、内分泌の障害が原因である脱毛ではかゆみを伴うことはほとんどありません。
    病的な脱毛の原因は内分泌障害やアレルギー、寄生虫、細菌などによる感染がほとんどです。


    Ε張瓮瀬望


    非常に痒がります。
    皮膚が赤くなり、かさぶたのようなぶ厚いフケが重なり、
    そのフケをめくると小さなツメダニがたくさん寄生しています。
    毛の先端にツメダニが付着して白い粉がふいているようにみえることもあります。
    毛も抜けやすくなります。
    イヌツメダニの寄生によっておこる皮膚炎で、小形長毛種の幼犬に多くみられ、
    成犬での感染は少ないです。
    ダニは体長0.5mm内外で、体の前端に爪をもつ強大な触肢を有します。
    全発育環を宿主の体上で過ごし、1世代は約1ヶ月です。
    感染は病犬との接触によります。
    感染を受けた犬はふけが多量に生じ、被毛は光沢を失います。
    つねに痒みを伴い、病変部の皮膚には白色や黄褐色の湿性のかさぶたがみられます。
    ときに人間にも感染し、激しい痒みをおこすことがあります。

    【治療】
    殺ダニ効果のある薬を使った薬浴で、ぶ厚いフケをしっかりと洗い落とします。
    ダニが大量寄生している時は、全身の毛を刈ると完治が早くなります。


    内分泌性皮膚炎


    副腎皮質機能亢進症では皮膚の菲薄化(皮膚の表皮、真皮部分が病的に薄くなること)、色素沈着、脱毛がみられ、甲状腺機能亢進症では脱毛、皮膚の肥厚の形成、性ホルモンの分泌過剰(セルトリ細胞腫、精巣腫瘍のひとつなど)では脱毛、色素沈着、脂漏性の皮膚炎がみられます。
    また、甲状腺機能低下症では黒色表皮肥厚症や脱毛がみられ、性ホルモンの分泌減少でも脱毛がみられます。
    特定の部位に脱毛が限局することがありますが、その発生部位から原因となっているホルモンとその異常を推測できることもあります。
    たとえば副腎皮質ホルモンの分泌亢進や成長ホルモンの分泌低下では、体幹が広範にわたって脱毛しますが、部位や四肢の被毛は脱毛しにくいです。
    性ホルモンの分泌異常では、しばしば生殖器や肛門周辺に脱毛が集中します。
    さらに甲状腺機能低下「分泌減少」に伴う脱毛は左右対称性の場合が多く、被毛は容易に抜け落ちます。
    また、副腎皮質機能亢進症「クッシング症候群」でも体幹の左右対称性脱毛がみられます。
    このように脱毛の症状を正確に把握することはその原因を明らかにするために重要です

    【原因】
    分泌量の過不足により皮膚炎をおこすホルモンには、副腎皮質ホルモン(分泌過剰)、甲状腺ホルモン(分泌減少)、性ホルモン(分泌過剰と減少)、成長ホルモン(分泌減少)などがあげられます。

    【特徴】
    内分泌性皮膚炎は4、5才以上の犬に発症が多いようです。
    初期症状としては脱毛、色素沈着などがみられますが、痒みの認められることはほとんどありません。


    乳腺腫瘍


    犬の乳腺腫瘍は、犬の各種腫瘍のうち皮膚腫瘍についで二番目に発生の多い腫瘍です。
    この乳腺腫瘍の病理組織学的検査統計によると、全乳腺腫瘍例の50%以上は良性といわれてます。
    犬の乳腺は5~7対ありますが、同一の乳腺組織内に複数の異なった種類の腫瘍が発生したり、それぞれの乳腺組織に違う種類の腫瘍が同時期に、あるいは時期をずらして発生することがあります。

    【症状】
    乳腺腫瘍の特徴は、乳腺組織にいわゆる「しこり」がみられることです。
    この「しこり」の大きさはさまざまであり、これが硬い場合もあまり硬くない場合もあります。
    良性腫瘍の場合は特徴的な症状はなく痛みも伴わないが、乳頭孔(にゅうとうこう)から血様の分泌物や膿を出す場合があります。
    悪性腫瘍の場合は「しこり」の部分が熱をもったり、皮膚表面の壊死(えし)や自壊(じかい)、自壊部分からの出血、またリンパ節や肺、肝臓その他の胸腔・胸腔内臓器に転移すると多様な臨床症状をあらわします。
    なお、腫瘍の発育は、2、3ヶ月に急速に大きくなるものや、数年かかって大きくなるものまでさまざまです。

    【原因】
    はっきりした原因は不明ですが、その発生にはエストロゲン、プロゲステロンなど女性ホルモンとの関係が示唆されています。
    またその他の内分泌系、たとえば脳下垂体から成長ホルモンや黄色ホルモンなどの影響も推測されています。
    悪性の乳腺腫瘍「乳腺ガン」については、最近のがんに関する研究の進歩から遺伝子の異常によってひきおこされることがわかってきています。

    【特徴】
    乳腺腫瘍は雌犬だけに発生すると思われがちですが、雄犬にも発生します。
    腫瘍の好発年齢は8~10歳齢ですが、若齢犬にもみられます。
    犬に発生する乳腺腫瘍の約半数はエストロゲンとの密接な関係が示唆されていることから、初回発情前に避妊手術をすると乳腺腫瘍の発生率が低下するといわれています。

    【対策】
    犬の乳腺腫瘍の種類、発生部位、発生時期はさまざまですが、もし乳腺に「しこり」を認めた場合には早期に獣医師の診断を受ける必要があります。
    摘出した腫瘍組織の病理組織学的検査により、良性、あるいは悪性の確定診断が行なわれるので、予後についての対応を相談しておきましょう。


    膿皮症


    脇の下や指の間などの柔らかい部分に多く発生します。
    最初は皮膚が赤くなる程度ですが、進行すると膿が生じ、痒みがひどくなります。
    犬の皮膚病で比較的多い病気です。
    皮膚で化膿性細菌の繁殖が起こり、化膿して強い痒みが起こります。
    通常皮膚には多くの細菌が存在しますが、免疫力の低下などに伴って皮膚の抵抗力が落ちると、細菌が異常繁殖してしまいます。

    上唇がたれ下がって下唇をおおう犬種[セッター、コッカースパニエル]には下唇部に口唇性膿皮症が発生しやすく、ブルドック、ペキニーズ、パグなど鼻と眼の間に深いひだをもつ種類では顔に膿皮症(顔面性膿皮症)が発生しやすく、結膜炎を併発することが多いです。

    【治療】
    患部周囲の毛を刈り、薬用シャンプーで洗い、患部に抗生物質の軟膏を塗ります。
    症状がひどい場合は、抗生物質の飲み薬も同時に投与します。


    ノカルジア症

    ノカルジア属の細菌感染による皮膚疾患です。
    皮膚や皮下に化膿性あるいは肉芽腫性病巣を形成します。
    一方、このような皮膚感染型とは別に全身性の感染があると、肺や中枢神経が障害されてジステンバー様の症状を呈します。


    白癬

    皮膚の抵抗力の弱い時などに発症する病気で、円形の脱毛と皮膚が赤く腫れるのが特徴です。
    かゆみはほとんどありません。
    この病気は人間にも移るので犬には触れないようにしましょう。
    カビの一種である白癬菌が感染しておこります。
    皮膚病をおこす菌は土のなかにいるものもあり、土の上で生活したり穴掘りが好きな犬におこりやすいです。
    体の抵抗力が低下したときなどでもおこります。


    皮膚炎の進行過程

    皮膚炎の進行過程は、

    /身乕縮未量唳抃豐匹粒板イ砲茲衄乕罎赤色を呈する紅斑
    ⊃身蘰發良蘯陲蛤挧浸潤により皮膚が隆起する丘疹
    I蘯陲強まり表皮内に漿液のたまった小水疱
    て鷦ヾ鏡をおこして膿がたまった膿疱
    ド夙蕕ただれ湿潤したびらん
    痂皮(かさぶた)
    落屑
    ┗蠑匹慢性化して湿潤傾向が軽減し
    皮膚の増生
    肥厚
    不全角化の認められる苔癬化(たいせんか)
    治癒

    という過程を経過するが、これらのさまざまな状態を同時に示すことが多いです。



    皮膚腫瘍


    犬の皮膚腫瘍のあるものはウイルス感染や日光の紫外線に起因して発生することが知られています。
    とくに白色の被毛の犬種では紫外線に起因して扁平上皮がんや黒色腫が発生します。
    しかし、正確な原因については不明です。

    【症状】
    外見上では、皮膚にしこりができるのが、共通した症状です。
    ただし、肉眼ではその判別は難しく、また、皮膚病や外傷との区別がつきにくい場合もあるので、皮膚にしこりをみつけた時は、必ず獣医師の診察を受けるようにしてください。
    皮膚や皮下にできる腫瘍で、乳腺の腫瘍に次いで発生が多い腫瘍です。
    皮膚の腫瘍には、良性のものと悪性のものとがあります。
    良性のものには腺腫、脂肪腫、上皮腫などがあり、悪性のものには肥満細胞の腫瘍、腺癌、扁平上皮癌などがあります。

    【診断】
    皮膚腫瘍は飼い主が犬をなでたり、毛づくろいをする際に「しこり」として触れたり目にふれやすいです。
    腫瘤として体表に盛りあがってる場合は容易に発見できますが、長毛の犬や皮下組織など深部の腫瘍などでは発見が遅れることが多いです。
    また腫瘍は別の腫瘤(化膿性疾患、外傷など)との区分も大切です。

    【治療】
    早期の腫瘍なら、周囲の健康な部分ごと摘出することでほとんど完治します。
    腫瘍が大きくなっていたり、ほかの場所に転移している場合は、抗ガン剤などを併用することもあります。
    皮膚の腫瘍は、注意していれば比較的みつけやすいものです。
    手入れの時などに全身の皮膚をくまなく触り、しこりがないかどうか調べてあげましょう。
    みつけた場合は早めに病院で診察を受けてください。


    肛門周囲線腫

    犬における器官別の腫瘍発生率のもっとも高いものは皮膚腫瘍で、皮膚腫瘍は乳頭腫などの良性のものから、扁平上皮がん、黒色腫(メラノーマ)などの悪性で転移しやすいものまで多様です。
    また、犬特有の皮膚腫瘍として、肛門周囲や尾のつけ根および包皮の外側の皮下に散在する肛門周囲線の腫瘍があります。


    皮膚の機能

    皮膚の機能には、外的環境から生体を防護する、水分・電解質などの喪失を防ぎ生体の内的環境を維持すること、体温を調節することなどがあげられます。
    また、汗腺や脂腺による分泌・排泄機能、知覚神経による触覚、痛覚、痒覚などの感覚器官としての機能、毛や爪などの産生器官としての機能、ビタミンDの産生など種々の機能を示します。

     



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