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消化器の病気(肝臓の病気、下痢を含む)

2016.01.19 Tuesday
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    JUGEMテーマ:わんこ

    〆拔櫃砲茲覯捨 覆気いんによるげり)

    一般的には下血や粘膜の排泄を認めますが、食欲不振、元気消失、発熱、脱水、嘔吐、腹痛などウイルス性下痢と同様の症状を示します。


    ⊃餌内容の変化による下痢(しょくじないようのへんかによるげり)

    下痢以外の症状はみられませんが腸内にガスがたまることがあります。
    多くは数日で治癒しますが、下痢でしんどそうなときはその食餌をストップして病院へ。


    食道拡張(しょくどうかくちょう)

    この疾患は、おもに食道に分布している神経支配の異常によって食道の筋肉が弛緩し、摂取された食物を胃まで輸送できなくなった状態です。
    したがって、本症は食道狭窄症から二次的におこる食道拡張とは原因が別で予後が悪いです。


    た道狭窄(しょくどうきょうさく)

    食道の外側から圧迫、筋層および粘膜面の瘢痕収縮(内異物による損傷、胃内容の食道への逆流などに起因)、食道壁の腫瘍、異物などによって内腔が狭窄し、食物の通過障害をおこすものです。
    食道に狭窄部が生じると嚥下された食物は狭窄部の前方に貯留するため、日増しにその部分が拡張するようになります。
    食道狭窄症の犬は、狭窄がおこった当初では食後すぐに食べた物を吐出しますが、閉塞部前方の食道拡張を伴うとその部分に食物が一時的に貯留し、吐出するまで時間がかかるようになります。


    タ道内異物(しょくどうないいぶつ)

    異物を誤って飲み込んで食道内に詰まってしまったり、食道壁を損傷した場合には、犬は元気や食欲がなくなってよだれを流し、異物を吐き出そうとします。
    犬は、食事をよく噛まずにある程度の大きさのものは丸のみしてしまうという習性があります。
    ときには、食事と共に出された硬い竹串や鶏の骨や魚骨などが原因になることもあります。
    特に鶏の骨は、豚や牛の骨に比べて断端が鋭利なため、食道壁に突き刺さってしまうこともあります。
    また、普段の生活上でもボールやプラスチック製品なども誤飲の原因になります。


    膵炎による下痢(すいえんによるげり)

    慢性的な下痢のほかに激しい体重減少がみられます。
    食欲は旺盛であるが毛並みは悪く、軽度の貧血もみられます。
    脂肪分を消化できなくなるため、糞便量が非常に多いことも特徴のひとつです。


    х抗以泌不全(すいがいぶんぴつふぜん)

    膵臓に障害があるために、犬は、いくらたくさん食べても太れない病気です。
    食欲が旺盛で、いつもたくさん食べているのにもかかわらず痩せていて、そのうえ大量の糞をします。
    糞は白っぽい色で、くさった油のような臭いがします。
    つまり脂を多く含んだ糞です。まれに、自分の糞を食べてしまう(食糞)犬もいます。
    膵臓の萎縮や慢性肝炎などの影響で、膵臓から消化を行うのに十分な酵素が分泌されないためにおこります。
    そのために犬は消化不良をおこしてまって太れません。
    一般的に大型犬に多い病気です。


    膵石症(すいせきしょう)

    無症状の例も多いですが、一般的には嘔吐、下痢、体重減少など慢性膵炎に伴う症状を示すことが多く、腹部の疼痛の認められることもあります。
    慢性膵炎に認められる膵外分泌小葉間の著しい線維化は、膵液の排出を妨げ、小膵管内に膵液が貯留します。
    この結果、小膵管内で脱落した上皮と膵液中のムコ多糖タンパクから膵石の中心となる核が形成され、ついでこの核にカルシウムが沈着して膵石となります。
    人で認められる遺伝性要因の関与、あるいは上皮機能亢進症に伴う膵石は、犬ではまれとされています。


    胆石症(たんせきしょう)


    胆嚢の中にある結石にもとづく症状は、その形や大きさによって違いますが、症状がないままで経過することが多いです。
    しかし、胆嚢内や総胆管に出来た結石が移動することによって胆道を刺激した場合に、犬は背中を丸めて腹痛を訴えます。
    また、胆道が結石によって詰まってしまい胆汁が十二指腸へ排泄されなくなると、黄疸がおこって目や口腔粘膜などが黄色みをおびてきます。そのほかに、一般的な症状として元気がなくなったり、嘔吐、体重減少などがみられます。
    胆嚢内または総胆管内の結石は外科手術によって摘出可能ですが、胆嚢炎に対する抗生物質療法と低タンパク質食、低コレステロール食を中心とした食餌療法によって結石形成を遅らせることも予防となります。

    肝臓でつくられた胆汁は、肝内胆管から集まって胆嚢に一時的に貯蔵、濃縮されて総胆管を経て、十二指腸に排出される消化液です。この胆汁がうっ滞したり、胆汁の成分が変化して胆管や胆嚢の細菌などによって結晶化した胆汁酸塩やたんぱく質、マグネシウムなどを主成分とした結石ができてしまうというわけです。
    これを胆石といいます。
    この胆石は、いろんな原因によって胆嚢内(胆嚢結石)、総胆管内(総胆管結石)に形成されて、まれに肝臓内の胆管(肝内胆石)にもできる結石で犬は自覚症状を訴えることが少なく、その発生頻度も低いことから発見されにくいのですが、最近の血液化学検査や超音波検査の進歩に伴って、胆石症の発生率は増加しています。
    結石が肝内胆管をはじめとする胆道系を塞いでしまうことで、犬ははじめて症状を訴えます。
    発生は、年齢では2歳齢以上、慢性経過をとることが多いです。


    腸炎(ちょうえん)


    嘔吐、あるいは下痢が特徴です。嘔吐と下痢の両方がある場合もあります。
    水を多量に飲んだり、口臭がひどくなったり、元気がなくなったりしてきます。
    急性、慢性とも症状は酷似してますが、慢性では症状が軽度です。
    腸の中の粘膜が、慢性的に炎症を起こす病気です。
    寄生虫やアレルギーなどいろいろな原因が組み合わさって起こります。
    犬パルボウイルス感染症による急性腸炎は幼齢犬にみられる重篤例で、下痢や嘔吐を伴い白血球数の減少が特徴です。

    【治療】
    粘膜の炎症を抑えるために、ステロイド剤を投与するのが一般的です。
    完治するには時間が必要で、長い場合は半年かかることもあります。
    食餌も気をつけて与えるようにしてください。


    腸重積(ちょうじゅうせき)

    食欲不振、嘔吐、粘血便性のしぶり、腹痛、脱水などの腸閉塞の症状がみられます。
    異常に活発な腸運動の発生が誘因になって生じますが、原因はわかりません。
    子犬の回盲部によく発生します。
    回盲部とは回腸の末端と上行結腸がT字型につながるところで、回腸の末端が結腸の中に突出し、回盲弁をつくり、大腸の内容物が小腸に逆流しない構造の複雑な部分です。


    腸閉塞(ちょうへいそく)


    元気がなくなり、食欲もなくなります。嘔吐する場合もあります。
    腸の詰まり具合によって症状は異なります。
    完全に詰まってしまい、水さえも通らなくなったら(完全閉塞)、必ず嘔吐を伴います。
    場合によっては、脱水状態になって腎臓の障害が起きることもあります。

    腸に何かが詰まってしまい、腸の働きが悪くなる病気です。
    異物(石、木片、ボール、ビニール、ゴム、骨片など)を飲み込んで腸に詰まってしまったりするのが主な原因です。
    大きな異物でなくても、細いヒモなどが少しずつ詰まって、最後に腸が詰まってしまうこともあります。
    宿便、腸捻転、腹腔内臓器の腫瘍や寄生虫(回虫)が原因で詰まることもあります。

    【治療】
    手術で、原因となる異物を取り除きます。
    何よりも、ふだんの生活で、異物を飲みこまないように注意すること。
    特に子犬は、好奇心が旺盛で何でも口に入れてしまうので、目を離さないようにしましょう。
    目を離す時は、リードをつけたりケージに入れたり、危険なものは絶対に出しておかないように十二分に気をつけてください。


    直腸憩室(ちょくちょうけいしつ)

    会陰ヘルニアに合併し、排便障害のために直腸内に糞便が貯留して肛門のわきがふくれます。
    便意があっても少量の軟便や水様便が少量ずつ排泄されるのみで、放置するとさまざまな消化器症状から衰弱してしまいます。
    また排便障害による痛みを伴います。


    直腸脱(ちょくちょうだつ)

    犬はさかんにきばって、糞をしようとしますが実際には糞が認められず、肛門からソーセージ状の突出した腫脹物が出てきます。
    これは、直腸が反転した状態のもので、脱出してすぐの時には、白くピンクがかった色をしています。
    そしてわずかに腫脹した粘膜を認めます。
    しかし、時間が経ってそのまま放っておくと、犬はその異物に違和感を感じて、脱出した直腸を舐めたり噛んだり、または周囲にこすりつけたりしてしまうために直腸は汚染されて損傷してしまいます。
    そうすると、ますます炎症が進行して腫れ、潰瘍や出血がおこり脱出した直腸が壊死してしまいます。
    消化管の寄生虫などによる慢性の下痢や、直腸炎、難産でのいきみの持続などが主な原因です。
    これは、犬の種類や年齢、性別に関わらず発生しますが、重度の下痢としぶりを繰り返している若い犬に発生が多いです。


    直腸ポリープ・直腸腫瘍(ちょくちょうぽりーぷ・ちょくちょうしゅよう)

    初期の症状は血便または下血です。進行してくると排便困難やしぶり、下痢などがあり、巨大結腸症をおこして、慢性経過の末だんだん痩せてきます。
    また、悪性腫瘍の場合は直腸周囲のリンパ節に転移しやすくて、脊椎に転移すると後ろ足の運動機能障害が認められます。
    大腸にできる腫瘍で、発生しやすい所は直腸です。原因は不明です。
    犬種としてコリー、シェットランドシープドッグ、ジャーマンシェパードドッグに多くみられますが、9歳齢以上の老齢犬の雄に多発する傾向があります。


    以∨豈蝓覆佞まくえん)

    腹腔が病原菌の進入により炎症をおこした状態で、犬では妊娠と分娩を繰り返す雌犬に多発します。
    また隣接臓器の炎症が腹膜をおかしても本症が発生します。
    症状は腹痛により背弯姿勢となったり、嘔吐などがみられたりします。


    泳性胃炎(まんせいいえん)

    数週間にわたって間欠的に吐いたり、口臭を感じたりします。
    腹部の痛みや貧血がおこることもあります。
    原因はつきとめにくいですが、胃の中の異物による場合や尿毒症、胃潰瘍、胃の腫瘍などによってもおこると考えられます。
    長い間消化の悪いものを食べ続けた老犬に多い病気です。


    暇性膵炎(まんせいすいえん)

    消化不良、脂肪便、下痢、体重減少など消化吸収不全の症状を示します。
    また、増悪期には急性膵炎の症状を示す場合もあります。
    さまざまな原因によりひきおこされる進行性の膵線維化に伴う膵機能障害で、消化・呼吸過程に影響を及ぼします。
    犬では、膵外分泌機能不全症と慢性膵炎との関連は明らかではありませんが、慢性膵炎の進行例が原因不明の膵外分泌機能不全症に含まれていると考えられます。

     



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