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内分泌・ホルモンの病気

2016.01.19 Tuesday
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    JUGEMテーマ:わんこ

    々綻腺機能亢進症(こうじょうせんきのうこうしんしょう)


    甲状腺の腫瘍、遺伝的要因、ほかのホルモンの分泌異常、またはストレスなどにより、ホルモンの分泌が過剰になって起こります。
    落ち着きがなくなって異常に活発になったりする神経症状や、微熱がある、食欲はあるものの体重が減ってくる、頻脈、水をたくさん飲む、多尿、下痢、眼球の突出などの症状がみられます。
    甲状腺ホルモン産生が増加して、血中の甲状腺ホルモン値が高値で持続する病気です。

    【治療】
    甲状腺ホルモンの分泌を抑えるために抗甲状腺薬を投与したり、甲状腺の一部を手術で除去したりします。


    甲状腺機能低下症(こうじょうせんきのうていかしょう)


    甲状腺ホルモンが、エネルギー代謝やタンパク代謝、脂質代謝、ビタミン代謝などに作用するために、低体温や体重の増加、無気力、倦怠感、元気消失、食欲不振などの症状がみられます。
    元気がなくなり食欲不振になりますが、体重は増えてきます。
    寒さに弱くなることもあります。皮膚は乾燥して脱毛したり、色素沈着や徐脈、心臓機能も低下します。
    そのほか、泣き声が低くなったり、巨大舌をきたすこともあります。
    甲状腺ホルモンが障害(萎縮や破壊)されて、体内の甲状腺ホルモン分泌が低下するためにおこります。
    犬のホルモンの病気では、最も多いものです。


    E尿病(とうにょうびょう)


    膵臓から分泌されるインスリンの量が不足する病気です。
    インスリンは血液中のブドウ糖を細胞内に取り込んだり、体内で脂肪やたんぱく質を合成する働きをもつホルモンで、取り込めなかった糖分が尿に含まれるようになるため、糖尿病と呼ばれます。
    インスリンの分泌が悪くなる最大の原因は太り過ぎです。
    遺伝的な要因や妊娠、膵臓疾患、神経系の失調、薬物(ステロイド)、ストレス、ウイルス感染などが原因になることもあります。

    【症状】
    インスリンが不足するため、ブドウ糖を細胞内へ吸収することができなくなります。
    口が乾くためにお水をたくさん飲み、おしっこの量が多く、食欲旺盛なのに体重が減ってくる、倦怠感、がおもな症状です。重症になると、神経症、腎不全、網膜症・白内障のほかに動脈硬化症、心臓障害、皮膚障害、尿路障害などが併発します。末期になると、嘔吐や呼吸困難が起きます。
    早期発見、早期治療が重要です。

    【治療・予防】
    血糖値を測定し、その量に応じた治療を行います。軽症の場合は、食餌療法を行います。
    繊維質が多い低カロリーの食餌を与えましょう。動物病院の処方食を与えるのもよい方法です。
    重症の場合はインスリンの注射をします。
    一番の予防は、肥満を防ぐこと。適度な運動と食餌量を心がけましょう。
    また、メスの場合は避妊することによってある程度発生を抑えることができます。


    づ尿病性ケトアシドーシス(とうにょうびょうせいけとあしどーしす)

    元気がなくなって、食欲もない、下痢、嘔吐がみられる、頻脈などの症状があらわれて昏睡状態に陥ることもあります。
    ひどくなってしまうと脱水などをおこして、亡くなることもあります。
    糖尿病を放っておいたり、治療が不十分だったために、インスリンが極端に不足して、ケトン体という血液中の有害物質が増加するためにおこります。


    デ∧症(にょうほうしょう)


    水を飲んでも飲んでも欲しがり、多量の尿をします。
    おしっこの回数が多いうえに、量も多くなります。
    目安としては、一日体重1kgにつき100ミリリットル以上飲むと要注意です。
    視床下部でつくられる抗利尿ホルモンの分泌が少なくなったり、ホルモンが分泌されても腎臓が反応できない場合、つねに大量の尿がつくられるようになります。
    遺伝的関係の濃厚な特発性のものと、視床下部の腫瘍や炎症、泌尿器系の病気、ステロイド剤などの投与による2次的なものがあります。

    【治療】
    薬物投与が原因になっている場合、獣医師の指導のもとで投与を中止します。
    ほかの病気が原因と思われる場合は、その病気を治療します。
    飲ませる水の量を制限することは、脱水症状をひき起こす原因になるため危険です。
    いつでも新鮮な水を用意しておき、飲みたいだけ水を飲ませるようにしましょう。


    ι腎皮質機能亢進症・クッシング症候群(ふくじんひしつきのうこうしんしょう・くっしんぐしょうこうぐん)


    副腎から分泌されるホルモンの量が多くなることによって起こります。
    原因は、腫瘍やステロイドの長期投与があげられます。
    副腎腫瘍、脳下垂体の腫瘍が原因の場合もあります。
    7歳以上の犬によくみられ、プードルやダックスフンド、ポメラニアンなどに多く発生します。

    【症状】
    多飲、多尿、過食、痒みを伴わない左右対称性の脱毛、肥満、皮膚の色素沈着、皮膚が薄くなってしまうために、お腹が垂れ下がる、元気がなくなってしまうなどの症状があります。
    糖尿病を併発することも多く、糖尿病に伴った症状がみられることも多いです。
    水を大量に飲むようになり、尿の量も増加します。
    おなかがはれ上がったり垂れ下がったりして、毛が乾燥して弾力がなくなります。
    食欲が異常に増加するのも特徴です。

    【治療】
    ステロイドの長期投与が原因となっている場合は、その量を徐々に減らしていきます。
    必ず獣医師に相談し、指示を仰いで受けてください。
    副腎皮質の働きを抑える薬剤などを、生涯にわたって投与する必要があります。


    副腎皮質機能低下症・アジソン症(ふくじんひしつきのうていかしょう・あじそんしょう)


    元気がなくなったり、食欲がなくなる、嘔吐、下痢、体重が減る、脱水、腹痛などの症状がみられます。
    副腎皮質ホルモンが不足してしまうためにおこります。
    大きなストレスを受けてしまったあとにおこりやすい病気です。
    副腎皮質ホルモンの投与を急にやめたとき、クッシング症候群の治療薬を過剰投与した場合などにもこの病気になることがあります。

     



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