<< 内分泌・ホルモンの病気 | main | 感染症(人畜共通感染症を除く) >>

骨・関節の病気

2016.01.19 Tuesday
0
    JUGEMテーマ:わんこ

    仝坿慇畄狙不全(こかんせつけいせいふぜん)


    犬に多い遺伝的疾患のひとつです。
    急速に、発育・成長する大型犬に多い病気で、原因の約30%は成育環境にあります。
    股関節の骨の成長が十分でなく、丸くなっているはずの大腿骨の先が扁平になっていたり、受け皿である骨盤のくぼみが浅かったりで骨と骨がうまくかみ合わない状態をいいます。
    遺伝的な要因が多いとはいえ、子犬の時の肥満も原因にのひとつです。
    発育期に肥満になることで、骨や筋肉のバランスが崩れ、骨の組織が正常に発達できなくなって起こることがあるのです。
    特に、生後60日の間に、骨や筋肉に加わる力が発病に関係します。
    成長の早い大型犬が発病しやすいのもこのような理由からです

    【症状】
    片方の関節だけに起こる場合もありますが、両方の関節に起こるほうが一般的です。
    生後6カ月くらいから、症状が現れてきます。
    腰を揺らしながら歩いたり、走る時に両足を揃えて走ったりします。
    歩き方がいつもの様子と違う、ほかの犬と違うと感じたら、よく観察するようにしてください。
    ときには後ろ足が立たなくなってしまうこともあります。
    歩く時に腰が左右に揺れる、後の両足をそろえてうさぎ跳びのような格好をする、変な態勢で座る(横座り)などの症状があります。
    病院では、X線検査を始めとして触診などの診察をします。
    触って痛がる場合は、軽く麻酔をかけて、X線検査をします。

    【治療】
    治療は、形成不全の状態により変わります。
    軽度の形成不全の場合は、運動をさせず安静にしてまず体重を落とすようにします。
    進行が進んだ場合は運動と体重を制限をしたうえに、鎮痛剤や抗炎症剤などを使って薬物療法を行います。
    病状が重く、内科的治療で効果がみられなかった場合は、手術を行います。
    さらに、病状が深刻な場合は、大腿骨骨頭を切り取って、関節を整復する手術をします。
    人工関節に取り替える手術も非常に効果的ですが、人工関節が高価なこともあり、欧米に比べ日本では普及が遅れています。

    【予防】
    股関節形成不全の発症原因の70%は遺伝的要因です。
    子犬を飼う場合は両親が股関節形成不全でないかチェックするようにしましょう。

    骨折(こっせつ)


    強い痛みと腫れを伴います。
    熱をもって内出血や変形などがおこり、機能障害、歩行障害などがみられます。
    折れた骨が、筋肉や皮膚を突き抜けて外に出ているものを「複雑骨折、開放性骨折」といい、細菌に感染する機会が増えます。
    皮膚に傷がなく、中で骨が折れている骨折を「単純骨折、閉鎖性骨折」といいます。

    ほとんどの骨折は、交通事故や、高いところから落下したりした物理的な衝撃から起きます。
    また、くる病や骨腫瘍、骨感染症、その他に栄養障害などが原因で骨が弱くなっていると、ちょっとした衝撃でも折れることがあります。

    【治療】
    硬いものをあてて、足を動かさないように固定します。
    「開放性骨折」で出血している場合は、止血するために強く縛ることで骨に負担がかかるため、多量のガーゼを当てて止血しましょう。
    犬が痛みなどで興奮することが多いので、まずは落ち着かせるように心がけ、十分に気をつけて動物病院へ連れていきましょう。病院では、X線検査で骨折の位置を確認し、ショック状態を改善するため、輸液や補液をします。
    同時に、感染症から守るために抗生物質、炎症を抑えるために消炎剤を投与します。
    また、骨折の状況に応じてギブスで固定したり、手術をしてボルトなどで固定したりします。

    9腫瘍(こつしゅよう)


    骨肉腫の場合、前足においては肘から離れたところ、後ろ足では膝に近いところに腫瘍ができることが多いです。
    四肢の骨の腫瘍の場合、跛行や患部の痛みがあります。
    また、頭部や脊柱などの身体の中心部の骨に腫瘍が出来た場合にはその部位によって症状もさまざまです。
    頭部の腫瘍であれば、発作などの神経症状や眼球突出、顔面の変形などがみられます。
    脊柱では、運動機能の麻痺、骨盤では後ろ足の跛行などの機能障害や骨盤腔の狭窄による排便困難などがみられます。
    原因ははっきり分かっていません。
    分類では骨を構成する要素となる組織から腫瘍が発生する原発性骨腫瘍と、ほかの臓器から移ってきたためにできる転移性骨腫瘍とに分けられます。

    っΡ院覆世辰ゅう)


    関節を形成する骨どうしが分離して、正常な位置からはずれた状態です。
    関節の発育不全などによる先天的脱臼はまれなことで、骨折と同じように高い所からの落下や交通事故、その他外力によって生じる外傷性脱臼が最も多いです。
    関節炎や関節腫瘍、骨関節症など、いろんな病気に続発する病的脱臼も少なくないそうです。

    【症状】
    脱臼というのは、関節の骨と骨が正常な位置からずれてしまうことをいいます。
    原因としては骨折と同様、交通事故や高いところから落ちたり転倒したりと外力によって起こる外傷性脱臼が最も多く、また、「習慣性脱臼」と呼ばれる先天的なものがあります。

    【治療】
    股関節脱臼の場合は、靭帯などに損傷がなければ、元の位置に戻して、ギブスなどで固定したり、外科手術を施します。
    股関節形成不全や、レッグ・ペルテス病がある場合には股関節脱臼をおこしやすくなります。
    膝蓋骨脱臼は、手術によって治療します。発見し次第、早めに手術を行いましょう。
    特に成長期にある犬の場合どんどん変形が進行するため、手術が遅れれば遅れるほど修復が困難になります。
    膝蓋骨脱臼は先天的な要因で起こることがあるので、犬を選ぶ時には両親に膝蓋骨の異常がないか注意するようにしましょう。

    ド┐料綾住靭帯の断裂(ひざのぜんじゅうじじんたいのだんれつ)


    ひざに体重がかけられないために、歩くときに足先を地上に少しだけちょこんと着地させるか、全く挙上したままの状態になってしまいます。
    痛みがある時とない時があり、徐々に痛みが消えていくこともありますが、病状は進行していることが多く、歩行異常は続きます。膝関節が腫れて熱を持ちます。
    足を伸ばさせようとすると痛がります。動き回るのは厳禁です。
    できるだけ早く病院へ連れていくようにしてください。
    ゲージなどに入れて静かにさせて連れていきましょう。病院では、触診やX線検査により診断します。

    交通事故などの外的要因で切れることもありますが、最近、高齢により靭帯が弱まったり、肥満によって膝に負担がかかって切れるケースが増えています。
    特に、室内飼いの小型犬で肥満気味の犬に発病が多くみられます。
     

    ξッ農骨軟骨症(りだんせいこつなんこうしょう)


    一般的に見られる症状は、足をひきずって歩く跛行というものです。
    足に痛みがあるために、犬は正常に体重を支えられず、おこります。
    跛行は、初期の段階では運動制限や、犬舎の中で安静にさせていれば軽減しますが、運動すると悪化します。
    大型犬や超大型犬の成長期に多発する関節軟骨の病気で、関節内の軟骨部分の骨化が正常に進まないためにおこります。

    Д譽奪亜Ε撻襯謄紘臓覆譴辰亜Δ擇襪討垢咾腓Α


    急に後ろ足が跛行し、痛みがあり、腰の辺りを触られることを嫌がります。
    放っておくと足の筋肉が萎縮したり、大腿骨が変形してしまって、永久的に跛行が残ってしまいます。
    血流障害によって、大腿骨頭が変形したり崩壊することによって症状があらわれます。
    この病気は、小型犬の生後3.4ヶ月から1年未満に多く、ひどくなるとひどい痛みを伴います。

     



    コメント
    コメントする









    calendar
     123456
    78910111213
    14151617181920
    21222324252627
    28293031   
    << October 2018 >>
    selected entries
    categories
    archives
    links
    profile
    search this site.
    others
    mobile
    qrcode
    powered
    無料ブログ作成サービス JUGEM
    2008JUGEMキャラコングランプリ
    キャラクターデザイン:磯崎洋助/「おしゃれひつじ」