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感染症(人畜共通感染症を除く)

2016.01.19 Tuesday
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    JUGEMテーマ:わんこ

    .灰蹈淵Εぅ襯拘鏡症(ころなういるすかんせんしょう)


    イヌコロナウイルス(コロナウイルス・コロナウイルス属)によって起きる腸炎です。
    非常に感染力が強いのが特徴です。また、前出のパルボウイルスと同様、死亡率が高い病気です。
    感染した犬の嘔吐物・糞便に口や鼻が触れることによって感染します。
    伝染力はきわめて高く、パルボウイルスとの混合感染が起こると死亡率は一層高くなります。

    【症状】
    成犬は抵抗力があるため、無症状で終わることが多いですが、子犬の場合はで突然死もありえます。
    突然元気がなくなって、食欲不振、下痢、嘔吐、脱水などの症状から始まります。
    特に、下痢便は、オレンジ色を帯びた粥状をしています。

    【治療】
    対症療法を行います。輸液、抗生物質、整腸剤、下痢止めなどを投与します。

    【予防】
    母犬の移行抗体が消失する時期(生後2.3カ月)にワクチン接種を行います。

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    イヌジステンパーウイルス(パラミクソウイルス・モルビリウイルス属)が原因。
    飛沫感染(犬のくしゃみなど)、間接感染(感染している犬の使用した食器など)、直接感染(直接感染している犬に触れる)の3つの感染経路があります。
    伝染性・死亡率ともに高い病気です。

    【症状】
    感染後4~6日で発症します。
    発熱、食欲不振、結膜炎、元気がなくなるなどの症状が現れた後、嘔吐、下痢、せき、くしゃみなどの消化器と呼吸器の症状が出現します。
    さらに進行するとウイルスは脳にまで達し、てんかん、筋肉の痙攣、下半身の麻痺といった神経症状が現れます。

    【治療・予防】
    感染初期なら免疫血清が有効な場合がありますが、症状が進行しているとウイルスに対する確実な治療法はありません。細菌の二次感染を防止するために、抗生物質の投与、対症療法として輸液の実施、利尿薬や強肝剤の投与も併用します。予防法としては、母犬の移行抗体が消失する時期(生後2~3カ月)にワクチン接種を行います。
    通常は生後9週目と15週目、その後は1年に1回の追加接種が必要です。
    ワクチンの接種前にはほかの犬に近づけないようにしてください。

    パルボウイルス感染症(ぱるぼういるすかんせんしょう)


    イヌパルボウイルス(パルボウイルス・パルボウイルス属)が原因です。
    感染した犬の糞便、嘔吐物などに口や鼻が触れることによって感染します。
    伝染性はきわめて高く、感染した犬に触れた人間の手指や衣服が感染源となるケースもあります。
    子犬がかかるのが特徴です。

    【症状】
    ウイルスの感染部位によって「心筋型」と「腸炎型」があり、「心筋型」は、突然不整脈になって、呼吸困難になって30分以内に急死する例もあります。
    「腸炎型」は、激しい嘔吐から始まり、ついで発熱、脱水、下痢、食欲不振、元気消失などの症状が現れます。下痢便は、灰白色からトマトジュース状の粘液便へと変化します。
    子犬が感染した場合の死亡率がきわめて高い病気です。

    【治療】
    原因となるパルボウイルスに効く抗生物質はないので、体力をつけて、下痢や嘔吐による脱水状態を改善するために、酸素吸入や輸液を行います。
    二次感染防止として抗生物質を投与します。
    水や食物を与えると嘔吐をひき起こすので、与えないようにしてください。
    また感染力が強いので、ウイルスに汚染されたと思われるすべてのものは消毒してください。

    【予防】
    母犬の移行抗体が消失する時期(生後2~3カ月)にワクチン接種を行います。
    通常は生後9週目と15週目、その後は1年に1回の追加接種が必要です。
    ワクチンの接種前には、ほかの犬に近づけないようにしてください。

    ぅ悒襯撻好Εぅ襯拘鏡症(へるぺすういるすかんせんしょう)


    イヌヘルペスウイルス(ヘルペスウイルス・アルファヘルペスウイルス属)が原因で起こります。
    感染経路ははっきりとはわかっていませんが、ウイルスの経口感染や、母親からの胎盤感染などによると考えられています。
    生後2週目以内の子犬に感染すると致命的ですが、それ以降だと無症状の場合が多い感染症です。

    【症状】
    成犬の場合は軽い鼻炎程度の症状しか示しませんが、子犬の場合は食欲不振、黄緑色の軟便や下痢、呼吸困難、腹部を押さえると痛がるなどの症状が現れ、異常な鳴き声をあげて急死します。

    【治療】
    有効な治療法はありません。
    抗生物質の投与や保温などの方法はありますが、急死することが多く、治療が間に合わないことが多いです。

    【予防】
    ワクチンは開発されていません。発病があった犬舎は塩素系洗剤で十分に消毒します。
    感染した子犬の母親は繁殖に使用しないようにしてください。
     



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