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ケンネルコッフ

2016.01.20 Wednesday
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    JUGEMテーマ:わんこ

    【原因】
    伝染性気管気管支炎と呼ばれるこの病気は,単一の病原体によるものではなく,いくつものウイルス,細菌などが複合して病気を起こしています。
    中でも重要なのがボルデテラと呼ばれる細菌で,それにジステンパーウイルス,アデノ1型,2型,イヌパラインフルエンザウイルスも関係しています。
    イヌパラインフルエンザウイルスは非常に弱いウイルスで,アデノ1型は犬伝染性肝炎ウイルスと同様です。
    しかしながら,これらのウイルスは飛沫中に含まれて空気中を飛ぶために感染力は強く,犬の呼吸器系に感染します。
    しかしながら致死的な感染になることは少ないです。

    【症状】
    発作性の咳が特徴ですが,その程度や発熱の有無は様々です。
    上記のウイルスは気管支のかなり奥の方に感染するが,細菌感染などが複合して,呼吸器系の広範囲が冒されます。
    症状発現から通常は1週以内に免疫ができて回復します。
    しかしその後も,気管の部分を圧迫したりするとせき込むことがよくあります。
    コフ(せき)という病名どおり、せきが特徴です。
    運動したり、気温が変化したり、興奮した時に発作のようにせき込んだり、喉に何かがつかえたようになります。
    軽症であれば数日で治まりますが、ひどくなると肺炎を起こすこともあります。

    【治療】
    ウイルスを殺す治療法はないため,対症療法・補助療法が行われますが,細菌の関与も十分考えられているので広い範囲に効果のある抗生物質が通常使われます。
    吸入器を使って気管支を広げる気管支拡張剤を吸入させるのも有効です。

    【予防】
    7種混合ワクチンの中に組み込まれているアデノウイルス2型ワクチン、およびパラインフルエンザウイルスワクチンでかなりのものが予防可能です。
    同時に7種混合を使用すれば,ケンネルコッフの原因としても考えられている犬伝染性肝炎ウイルスとジステンパーウイルスに対する予防も可能です。
    母犬の移行抗体が消失する時期(生後2-3カ月)にワクチン接種を行います。
    通常は生後9週目と15週目、その後は1年に1回の追加接種が必要です。
    ワクチンの接種前にはほかの犬に近づけないようにしてください。


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